【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】ジラフさん(その1)メキシコペソで稼ぐ兼業投資家
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今週から、ジラフさんについてのコラムが始まります。
⇒ジラフさん(その1)メキシコペソで稼ぐ兼業投資家
⇒ジラフさん(その2)FXコア・サテライト戦略とは
⇒ジラフさん(その3)コアポジションの作り方
⇒ジラフさん(その4)コロナショックへの対応は
■227万円の利益確定!
「子供を寝かせていたら自分も寝てた/そして何この値動き #メキシコペソ/5.2円台のお宝ポジションが消えた~(*´∀`*)#227万円を利確しました」
そんなツイートを目にしたのは、円安が進んだ今年2月20日。クロス円は全面高となり、メキシコペソが6円台へ到達すると、兼業投資家のジラフさんが5か月間保有していたポジションは利益確定の指値が約定。スワップと合わせ227万円の利益となった。
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■メキシコペソを選んだ理由は
ジラフさんがトレードするのは政策金利7%のメキシコペソ。長期保有してスワップを享受するのがメキシコペソに対する一般的な考え方だが、ジラフさんの手法は違うようだ。メキシコペソとどう付き合っているのだろうか。
「職場の先輩からスワップ投資のことを聞き、最初に興味を持ったのはトルコリラでした。ちょうど、そのときにトルコショックが起きたんです。安易に手を出すのは怖いなと思い、買ったのがメキシコペソでした。最初は20万円で10万通貨。レバレッジにして3倍程度です」
1日で10%近く暴落したトルコショックを目の当たりにしてトルコリラを回避。選んだのがメキシコペソだった。
■「出口」の見えない不安を回避する戦略へ
「当初は為替レートの下落で含み損を抱えましたが、数か月もすると受け取ったスワップが含み損を上回るようになってきました。ですが――」
日々増減する損益を見ながら、ジラフさんにはある疑問が浮かんできた。
「お金が必要になり運用をやめたいと思ったとき、プラスでやめられるのだろうか――。メキシコペソが下がっていれば収支がマイナスで決済しないといけないかもしれません。いつも含み損のない状態でいたいと思い、定期的に買い増すのではなく、大きく下がったときに買い増す方針へ変更しました」
「1か月おき」などを基準にして買い増すのではなく、「50銭ごと」などレートを基準にして下がるごとに買い増せば平均購入単価は下がり、含み損を回避しやすくなる。
「しかし、出口戦略が明確ではないため、含み益となっても見ているだけ。その後に下がってしまうこともありました。利益確定も適度に交えたほうが利益率を高められるのではないだろうか。そう考えて生まれたのが『FXコア・サテライト戦略』です」
ジラフさん(その2)へ続く。
ジラフさんのコラムは全4回となっています。
⇒ジラフさん(その1)メキシコペソで稼ぐ兼業投資家
⇒ジラフさん(その2)FXコア・サテライト戦略とは
⇒ジラフさん(その3)コアポジションの作り方
⇒ジラフさん(その4)コロナショックへの対応は
【プロフィール】
ジラフさん
兼業投資家。株や投資信託で運用していたが2017年からFXにも着手。裁量取引で始めるものの退場。2018年9月からメキシコペソを手がけるようになり、スワップ狙いと裁量取引を組み合わせた「FXコア・サテライト戦略」でこれまで約800万円の利益を稼ぐ。ブログでは運用結果の報告を毎週行なっている。