【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】502おじさん(その2)大衆とゲームメーカー
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毎週金曜日にお届けします!!
今週も先週に引き続き、502おじさんについてです。
⇒502おじさん(その1)Z502トークン発行者はトレーダー
⇒502おじさん(その2)大衆とゲームメーカー
⇒502おじさん(その3)宇宙の真理と502セオリー
⇒502おじさん(その4)100万円を投じたZ502
■大衆心理を知り、大口につく
「昨年7月に600万円ほどを投じて今年2月に一度、フィアット(法定通貨)に戻しました。3月に再スタートしてからは、半日から数週間程度のトレードも行なっています」
アナーキズム的な関心から仮想通貨の世界へ足を踏み入れた502おじさん。最初は長期保有の「ガチホ」だったが、下落トレンドの続く今年は取引スタイルを変更させた。そこで重視したのは、大口投資家たち「ゲームメーカーの行動原理」だった。
「テクニカル分析は知りません。ゲームメーカーである大口投資家の考え方を想像し、一般大衆の心理を探り、大口の側につくだけです」
■イベントへ向かってロングしたリップル
今年9月、502おじさんがトレードしていたのはリップルだ。
「リップルでは10月に『SWELL』という大きなカンファレンスが開催されます。今年はクリントン元大統領の登壇が発表されていました。去年もSWELLに向かって上昇したので、10月に向けてリップルへの期待感が高まるだろうしゲームメーカーは仕掛けてくる。大衆も追随するだろうと」
今年は逆にSWELL通過後に買われるのでは――そんな深読みはいらないと502おじさんは言う。
「経験の長い人ほど深読みしてしまうが、大衆はそこまで複雑に考えません。今年のSWELLは10月1日、2日だったので、9月からリップルの値動きを注目していました。今年の仮想通貨市場は低調なので普通ならヨコヨコか落ちるはずですが、中旬になるとリップルが上昇した。しかも出来高も急増していたので、来た!という確信がありました」
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■「お花畑」は天井シグナル
わずか4日間でリップルは30円台から一気に80円台へと暴騰した。
「『バイイング・クライマックス』のような暴騰だったので、すぐ利益確定しましたし、SWELL直前にはショートを入れました。大衆がお花畑だったからです」
502おじさんが大衆心理を探る材料に使うのはツイッターだ。
「ツイッターで『リップル』と検索するんです。SWELL前、ツイッターでは『大発表があるのでは』、『買い増しだ』、『トレンドラインまではいくぞ』と強気なツイートばかりでした。でも、ゲームメーカーの心理を考えればSWELLより前に仕込み済みだろうし、SWELLが終われば利益確定するはず。だからSWELL直前にショートを入れたんです。」
リップルのショートをツイートすると反響があった。
「多くが『なぜ売りなのか?』、『まだ上がるのでは』という反響だったので、逆に確信を深めました。大衆の逆を行ったほうが正解である場合が多いからです」
502おじさんのツイートにたまに貼られる口座開設のリンク。そこにも投資のヒントがある。
「9月上旬はまったく反応がなく、リップルが上がりきったあたりで開設が増えたんです。盛り上がっていたら高値も買ってしまうし、下がったら恐怖心で売ってしまう。いちばんおいしいところでは入ってこないで、いちばん難しいところで入ってくる。大衆は常に逆指標なんです」
502おじさん(その3)へ続く。
502おじさんのコラムは全4回となっています。
⇒502おじさん(その1)Z502トークン発行者はトレーダー
⇒502おじさん(その2)大衆とゲームメーカー
⇒502おじさん(その3)宇宙の真理と502セオリー
⇒502おじさん(その4)100万円を投じたZ502
【プロフィール】
502おじさん
Z502トークンこと「502 Bad Gateway
Token」の製作者。2017年7月から仮想通貨への投資を開始。アルトコインの短期売買で600万円の元手を1億円以上へと増やすが、現在は法定通貨ではなくビットコイン資産を増やすことを目標とする。独特の世界観に彩られた発言を支持する人も多い。