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今週から、逆億り人ライダーさんについてのコラムが始まります。

⇒逆億り人ライダーさん(その1)仮想通貨の天国と地獄
⇒逆億り人ライダーさん(その2)3000万円のロスカット
⇒逆億り人ライダーさん(その3)逆億り人の生まれた日
⇒逆億り人ライダーさん(その4)やっぱりウォーレン?!

■リップルから始めた仮想通貨投資

「天国と地獄、両方を味わいました――」

そう振り返るのは、会社員として働きながら仮想通貨へ投資する逆億り人ライダーさんだ。昨年末、230万円まで暴騰して一世を風靡したビットコイン。仮想通貨は多くの億り人(投資で1億円以上の資産を築いた人のこと)を生みだす一方、年明けには65万円まで下落し、阿鼻叫喚の声も聞こえた。天国も地獄も味わいながらも生き残り、現在もトレードを続けているライダーさんの濃密な１年を振り返ってもらおう。

「仮想通貨へ投資するようになったのは昨年の春でした。最初に買ったのはリップル（XRP）。当時はまだ１円でした。それがすぐに50円まで急騰したんです」

■暴騰直前にNEMへ乗り換える

自己資金500万円でリップルを買っていたライダーさん。50倍に値上がりすれば即座に億り人となっていたはずなのだが、ピークのはるか手前で手放していた。

「４月、仮想通貨法が施行されたころ、リップルが８円まで急騰する場面がありました。『フェラーリ、ランボルギーニが買えるな』と言っていたら、すぐに下がってきました。慌てて売ったのが3.5円。ちょうどそのころ、コインチェックにNEM（XEM）が上場するという話が出ていたこともあり、リップルから乗り換えたんです」

上場による上昇期待でリップルからNEMに乗り換えていた逆億り人ライダーさん。NEM上昇の波に先乗りできたものの、今回も高値までもちきれず薄利で売却してしまう。


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■消化不良のアルトコインバブル

「次に目をつけたのはライトコイン（LTC）でした。Segwitという技術的なアップデートが好材料として期待されていたためです。1700円ほどで買って２倍になりました。でも、そのあともういちど買ったリップルは同値撤退......。この時期のアルトコインバブルでは億り人が続出しましたが、自分は波に乗り切れず消化不良でしたね」

2017年のゴールデンウィークから始まったアルトコインバブルでは、イーサリアムやリップルなどアルトコインが軒並み急騰。価格は10倍以上に跳ね上がり、多くの億り人を生んだ。しかし、ライダーさんの資産はといえば数倍になった程度。億の大台は、まだはるか彼方だった。

『資産を20倍にするビットコイン〈仮想通貨〉投資最新理論』でも解説されている、逆億り人ライダーさんが味わった天国と地獄、そしてビットコインの短期トレード方法について次回以降、聞いていこう。



逆億り人ライダーさん(その2)へ続く。

逆億り人ライダーさんのコラムは全4回となっています。
⇒逆億り人ライダーさん(その1)仮想通貨の天国と地獄
⇒逆億り人ライダーさん(その2)3000万円のロスカット
⇒逆億り人ライダーさん(その3)逆億り人の生まれた日
⇒逆億り人ライダーさん(その4)やっぱりウォーレン?!

【プロフィール】
逆億り人ライダーさん
会社員。2017年3月にリップルを購入。直後から暴騰するも上昇波動に乗り切れずに終わる。ライトニングFXでのレバレッジ取引では年初に1億3000万円の利益確定する一方、2度の巨額損失を経験。仮想通貨の酸いも甘いも経験し、鋼のメンタルを養う。現在は短期トレードのほかアルトコインの中長期トレードでも利益をあげる。