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今週も先週に引き続き、逆億り人ライダーさんについてです。

⇒逆億り人ライダーさん(その1)仮想通貨の天国と地獄
⇒逆億り人ライダーさん(その2)3000万円のロスカット
⇒逆億り人ライダーさん(その3)逆億り人の生まれた日
⇒逆億り人ライダーさん(その4)やっぱりウォーレン?!

■仮想通貨のレバレッジ取引へ

2017年のアルトコインバブルでは億り人になりそこねた逆億り人ライダーさん。次の舞台に選んだのはビットコインFXだった。

「最初に利用したのは最大15倍のレバレッジがかけられるビットフライヤーFXの『Lightning FX』でした。トレードの経験があったわけではないのですが、当時は今よりもチャートに素直な動きをしていた。やっと順調に資産を増やすことができました」

自己資金500万円で始めた仮想通貨への投資は、8000万円程度まで増えた。しかし、2017年11月、またも地獄を味わうことに......。

■サーキットブレイカーの発動による暴落

「11月末の早朝、ビットコインが急落したんです。市場参加者全体も僕も買いポジションがふくらんでいるときでした。買い手が一斉にロスカットを迫られたためLightning FXの価格は現物価格以上に下げたんです」

数時間のうちに140万円台から90万円台へと暴落し、Lightning FXで初めてとなる「サーキットブレイカー」（取引の一時中断）が発動する異常な相場の中、ライダーさんはロスカットを迫られた。被った損失は約3000万円だ。

「人生って大変だなと思いました（笑）」

地獄を見たライダーさんだが、あきらめなかった。

「次の日、ビットコインのチャートを見ていたら、１月、３月、５月......と奇数の月に暴落して再び上昇する『奇数月の法則』に気がついたんです。ロスカットされたのも11月でしたから、この暴落のあとは上がるだろう、と」


※クリックで拡大します

■「オールイン」の大勝負

急落がいずれも奇数月に起きていることを発見したライダーさんはトレードを再開する。
「残った資金をすべてつぎ込む『オールイン』で、200ビットコインのロングです。これで負けたら完全に退場。狂人だと言われました（笑）」

狂人ゆえか、あるいは精神力の強靭さゆえか、ライダーさんは「フルレバロング」で最後の大勝負に打って出た。その直後からビットコインは上昇し、230万円の高値に向かっていくのだが――。

逆億り人ライダーさん(その3)へ続く。

逆億り人ライダーさんのコラムは全4回となっています。
⇒逆億り人ライダーさん(その1)仮想通貨の天国と地獄
⇒逆億り人ライダーさん(その2)3000万円のロスカット
⇒逆億り人ライダーさん(その3)逆億り人の生まれた日
⇒逆億り人ライダーさん(その4)やっぱりウォーレン?!

【プロフィール】
逆億り人ライダーさん
会社員。2017年3月にリップルを購入。直後から暴騰するも上昇波動に乗り切れずに終わる。ライトニングFXでのレバレッジ取引では年初に1億3000万円の利益確定する一方、2度の巨額損失を経験。仮想通貨の酸いも甘いも経験し、鋼のメンタルを養う。現在は短期トレードのほかアルトコインの中長期トレードでも利益をあげる。