【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】けいたさん(その1)FXは「仕方なく取引する」
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今週から、けいたさんについてのコラムが始まります。
⇒けいたさん(その1)FXは「仕方なく取引する」
⇒けいたさん(その2)「鷲津MA」でのスキャル
⇒けいたさん(その3)利確は「身に余る」とき
⇒けいたさん(その4)兼業向けの2ちゃんねる
■月数十万円を稼ぐ兼業トレーダー
仕事とFXをどう両立させるか――兼業トレーダーにとっては、意外と難しい問題だ。ポジションが気になって仕事が手につかなかったり、わかりやすいエントリーチャンスがあったのに勤務中で逃したり、両立させようと思うと苦労も多い。
「私も会社員との兼業。考え方としては、『二兎を追う者は一兎をも得ず』で、勤務中はポジションを持たないようにしています」
そう話すのは、兼業トレーダーながら、月20万円から80万円程度を稼ぐ「けいた」さんだ。
「仕事中にポジションを持ってしまうと、値動きが気になって業務に集中できないし、同時に相場にも集中できません。そんな状態でむやみにポジションをとっても『一兎をも得ず』になってしまう。仕事中の相場は流すようにしています」
■値動きがあれば「仕方なく取引してやる」
仕事終わりにチャートを見て、「ここは稼げたはずなのに」と後悔することはないのだろうか。
「FXに対する考え方がもうひとつ、あります。それが『仕方なく取引してやる』ということ。取引するのは仕方ないときだけ、基本的にはノートレードというスタンスなので、稼ぎやすいチャンスだけを待つことができます」
けいたさんの考える稼ぎやすいチャンスとは。
「値動きが大きい相場です。閑散相場では何もせず、大きく動いたら『仕方なく』取引を始めるようにしています。このスタンスであれば、たとえ仕事中に動きがあったとしても、何も焦ることはありません。実際に、この2つの考え方で取引するようになってから、勝率が安定してきました」
■勝ったり負けたりを繰り返した1年半
けいたさんがFXを始めたのは、大学4年生のとき。50万円ほどの資金でのスタートだったが、資金が増えることはなかった。
「友人がやっているのを見て、興味が湧いたので自分も始めました。当時はまだ相場の知識がなく、分析の方法も知らない。直感に頼るだけのデタラメな、今思えばひどい取引でした。当然のことながら結果はついてこず、勝ったり負けたりの繰り返し。1年半ほど、原資割れの状態が続きました」
50万円の資金は40万円程度まで落ち込んだ。そこで始まったのがアベノミクス。この円安相場当初の損失を挽回、原資を回復する転機となった。
けいたさん(その2)へ続く。
けいたさんのコラムは全4回となっています。
⇒けいたさん(その1)FXは「仕方なく取引する」
⇒けいたさん(その2)「鷲津MA」でのスキャル
⇒けいたさん(その3)利確は「身に余る」とき
⇒けいたさん(その4)兼業向けの2ちゃんねる
【プロフィール】
けいたさん
会社員として働きながらFXに取り組む兼業トレーダー。大学生時代にFXを始めるも思うように儲からず、一度は相場から離れるが、2016年から再開。現在は仕事後に行なう移動平均線を利用した短期取引が主体。月間20万円から80万円程度を稼ぐ。