【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】つかささん(その1)トレーダー集団「GT5」
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今週から、つかささんについてのコラムが始まります。
⇒つかささん(その1)トレーダー集団「GT5」
⇒つかささん(その2)ダウ理論の発展系「帯」
⇒つかささん(その3)「帯」を使ったデイトレ
⇒つかささん(その4)課題は「メンホー」
■負け組たちが集まって研究を重ねる
GT5をご存知だろうか。3人のトレーダーで構成されたトレーダー集団であり、それぞれがFXで億を超えるような実績を持つ上級者だ。
「まだ勝てないころ、あるブロガーさんが立ち上げたSNSに参加していました。そこで勝てない初級者が20人くらい集まって、どうしたら勝てるのかとみんなで話し合っていた。そこで出会ったのが今の仲間、『GT5』です」
今回、紹介する専業トレーダーのつかささんもGT5のひとり。今では経済的な自由を獲得したつかささんだけど、勝てるようになるまで4年以上の歳月が必要だった。
「FXを始めたのは売れないバンドマンだったころ。レコーディング・エンジニアとして働いた給料を堅実に貯金していたんです。当時、知り合いから『FXは買ってりゃ儲かる』と聞いて貯金の300万円を入金、米ドル/円を買ったのが最初の取引でした。スワップ金利が高い時代だったので、毎日ランチ代程度のスワップ金利が入ってきて、『こりゃ儲かるやん!』と」
■「ロスカットはビンボー人がやること」の誤解
アメリカの政策金利が5%台だった時代。同じように円を売ってスワップを稼ぐ投資家はたくさんいた。
「サブプライムローン問題が発覚し120円台から急落……それでも100円は割らないだろうと耐えていました。『損切りなんてビンボー人のやることや! 入金して耐えていれば負けへん!』と。さらに円高が進み、数ヶ月後にはあえなく100円割れ。24円の下落に耐えきれず強制ロスカットされ、300万円が60万円になってしまいました」
傷心のつかささんはいったんFXから離れる。再開したのは3年後だった。
「耳を悪くして音楽の仕事を続けるのが難しくなってしまった。どうしようと思ったとき、浮かんだのがFXでした。今度は本気でやってみようとFXの研究を始めたのが2010年ころだったと思います。SNSに参加したのも、このときです」
■デモ口座で1年間、検証を徹底的に重ねる
このSNSから生まれたGT5。チームとはいえトレードは各自が行なっているし、メンバー3人の個性もバラバラだ。「ためため」さんは積極的に利益を追いかけていくタイプだし、「d-sk」さんは理論派。つかささんはといえば石橋を叩いて渡る堅実派だ。FX再開後、つかささんは持ち前の慎重さを発揮する。
「FXを再開したといっても最初の1年はトレードしていません。デモ口座でひたすら検証していました。週末はスタジオの仕事を手伝ったりしましたが、再開後の1年は貯金を食いつぶす生活でした」
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つかささん(その2)へ続く。
つかささんのコラムは全4回となっています。
⇒つかささん(その1)トレーダー集団「GT5」はコチラ!
⇒つかささん(その2)ダウ理論の発展系「帯」
⇒つかささん(その3)「帯」を使ったデイトレ
⇒つかささん(その4)課題は「メンホー」
【プロフィール】
つかささんWe Love FX ~season Ⅱ~
バンドを組んでいた20代でFXを開始するも240万円を失い撤退。耳の悪化により音楽系の仕事が困難になったことからFX専業トレーダーへの転職を決意。最初の1年間をデモ口座での研究、仲間との研鑽に費やし、独自の「帯」を軸にしたトレード理論を確立させる。勝てない時代にともに研究した仲間2人とトレーダー集団「GT5」としてブログを更新。オフ会なども積極的に開催する。