【FX突撃取材!】5月9日(木曜日)■神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】に外為どっとコムのセミナーでお馴染み神田卓也さんが参加!
神田卓也さんは、外為どっとコム総合研究所の取締役調査部長上席研究員。外為どっとコム総合研究所のレポートや、動画、X(旧Twitter)で有益な為替情報を配信されています。
その神田卓也さんから、毎週木曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました!!
毎週・木曜日の午後から夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので、お楽しみに♪
それでは、 2024年5月9日10時時点に神田卓也さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
■□■5月9日(木)■神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
昨日8日(水)から日銀による円安けん制が続いているが、いまのところその効果は薄い。昨日8日(水)は植田日銀総裁が「過去の局面と比べて為替の変動が物価に影響を及ぼしやすくなっている」などと述べて、「ほとんど影響はない」とした4月会合後の記者会見での発言を事実上修正。円安が利上げの理由になり得るとの考えを示唆したが、市場は聞く耳を持たずに円安が進行した。本日9日(木)は、4月会合の主な意見で「円安で基調物価上振れ続けば、正常化ペース早まる可能性」などと早期利上げに前向きな見解が示されたが、40銭ほどドル安・円高に振れただけで数十分後には発表前の水準に戻っている。もはや「口先」だけの対応では円安を止められないとの見方が大勢のようだ。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
イエレン米財務長官が「介入はまれであるべき」と発言したことで、本邦当局は追加の円買い介入を発動しにくくなったとの見方も根強い。米ドル/円は、日本のゴールデンウイーク中に円買い介入騒動と米4月雇用統計で160.20円台から151.80円台に下落した値幅の半値戻しに当たる156.00円付近に接近。このため本日9日(木)は、いくぶん上値が重くなる可能性はあるが、ドル高・円安基調に変化はなさそうだ。仮に156円台に乗せれば、市場は次の上値ポイントして先週1日(水)に介入が発動された公算が大きい157円台半ばを強く意識することになるだろう。
<米ドル/円 4時間足チャート>
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