【FX突撃取材!】1月13日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2021年1月13日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■1月13日(水)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
昨日12日(火)はバイデン政権が財政出動を拡大させるとの期待感から米10年債利回りが1.18%まで上昇し、米ドル/円は一時104.30円付近まで上値を拡大。しかし、NY時間に発表された米10年債の入札が良好だったことで米10年債利回が1.13%に急低下すると米ドル/円は103円台まで振り落とされている。マーケットは米長期金利上昇でドル上昇という相関性が戻ってきたようだ。また、明日14日(木)にバイデン次期米大統領の追加経済対策発表とパウエルFRB議長の発言が控えており、その内容を見極めたい。追加経済対策の内容は1人2000ドルの現金給付、失業給付金の延長、地方政府への支援、ワクチン普及対策費などが盛り込まれるなど、数兆ドル規模になることが予想されている。大統領就任のタイミングもあり、景気刺激策は大規模なものになりそうだ。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
足元のドルは米金利主導で動いているため米長期金利を眺めながらのトレードとなる。米金利上昇の局面では以前とは違ってドルショートに勝ち目はないだろう。FOMCメンバーからもテーパリング時期についての発言がちらほらと聞こえており、いずれ来るドル安→ドル高へのゲームチェンジに備えなくはならない。ただし、バイデン次期米大統領は財政赤字が膨らんだとしても、バブルになっても、景気刺激策を実施すると公言しており、これまで以上に財政出動していくのであれば、メインシナリオはやはり株高ドル安と考えたい。賞味期限はあるが、まだ米ドル/円戻り売りのオペレーションは機能するのではないだろうか。
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