【FX突撃取材!】6月12日(月曜日)■竹内典弘氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内典弘さんは、西原宏一さんの有料メルマガ『トレード戦略指令』の共同執筆者で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
既に西原宏一さんには、毎週水曜日と金曜日に電話取材させて頂いていますが、週初の戦略も聞きたいっ!と言うことで竹内典弘さんにお願いしました。
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それでは、2017年6月12日11時過ぎに竹内典弘さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■6月12日(月)■竹内典弘氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
今週は主要3中銀の金融政策の行方に焦点が当たりそうだ。米国、英国、日本のうち、米国(FRB)のみが金融政策の変更を予定している。米国は過去3回、利上げを実施した2週間後に長期金利が低下し米ドル/円が反転下落する流れとなっているため、今回もそれを前提として考えていきたい。またFOMC金融政策発表日の14日(水)には、米国で振れの大きい指標で有名な小売売上高と消費者物価指数の発表も予定されている。現在暖冬後の大雪の影響で悪化した春先の経済指標が回復傾向にあるものの、仮に回復の兆しがみられない場合は少なからず利上げにも影響を及ぼすだろう。総合的に考えると現在利上げが加速するという状況にはない。また今回は、イエレンFRB議長が任期中最後の議会証言を7月に控え、それ以前では最後の記者会見を伴うFOMCとなるため、注目度が高いだけでなく内容としてもバランスシートの縮小に関して踏み込んだ議論展開が予想される。ただし、そんな中、バランスシートの縮小のアナウンスメントの衝撃を緩和するため、ドットチャートを引き下げる可能性が出てくる。その場合、金利が低下し即ドル売りに直結する形となるだろう。この点に関して注意が必要だ。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週の予想レンジとしては、米ドル/円が108.50~111.50円、ユーロ/米ドルが1.1100~1.1350ドル、ユーロ/円が122.00~125.00円。全般的にドル安警戒のレンジ構成としている。
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<米ドル/円 日足チャート>
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