【FX突撃取材!】12月7日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2020年12月7日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■12月7日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、上昇上位からカナダドル(+1.56%)、スイスフラン(+1.43%)、ユーロ(+1.32%)と続き、下落は円(-0.14%)のみとなった。先々週まで上昇上位を独占したオセアニア通貨は順位を下げ、ドル売りの受け皿がオセアニア通貨から欧州通貨に移ってきた。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
先週までの流れの継続性を占うという点で、今週は10日(木)のECB理事会の金融政策の発表に注目している。先月開催されたECBフォーラムのなかで、ラガルドECB総裁はパンデミック緊急資産買入れプログラムなどの量的緩和の拡大を示唆している。ただ、こうした政策変更は、すでに市場に十分に織り込まれ、むしろユーロ買いが続く。世界最大の経常黒字圏の欧州にとって通貨高は輸入物価の下落を通じ、経済を冷ます。ECBは声明、そしてラガルド総裁の会見などで「ユーロ高けん制」の姿勢を強めると読む。ただ、今後の政策変更や利下げの余地は乏しく、けん制効果は限定的だろう。今や金利がほぼなくなり、慢性的な経常赤字国となった基軸通貨ドルの見通しは暗い。今週もユーロ/米ドルの押し目は買いだろう。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で103.30~105.00円、ユーロ/米ドルで1.2020~1.2300ドル、ユーロ/円で125.00~127.60円を予想している。
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