【FX突撃取材!】3月23日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2020年3月23日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■3月23日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
原油先物価格が約18年ぶりの低水準となる1バレル20ドル割れ、ダウ平均株価が史上最速で弱気相場入りとなる高値からの20%以上の下落、今金融市場で起こっているのは現金化の流れ。本来であれば、信用度の高い米国債は買われてよいはずだが、こちらまで売られ換金の対象に。米ドル需給のひっ迫から米ドル/円も買われ、先週20日(金)には戻り高値111.50円まで上伸した。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
世界の多くの地域でレストラン、バーが休業、フライトは欠航が相次ぎ、レイオフ(余剰人員の一時解雇)が始まった。企業、個人も手元に現金を確保する保守的な流れから、換金売りが続き、為替市場まで基軸通貨である米ドルを買う動きが鮮明となっている。今週26日(木)、米国では先週分の新規失業保険申請件数が発表されるが、おそらく過去に遭遇したことのないほどの急増を招く可能性が高い。足元の金融市場で続く米ドル需給のひっ迫は、永遠に続くとはみていないが、早期に収束するとも考えにくい。日々の値動きも大きく、トレードにリスク量を落とすことは必須だが、当面、米ドル/円の押し目は買い場となりそうだ。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で108.50~114.00円、ユーロ/米ドルで1.0350~1.0850ドル、ユーロ/円で115.00~121.00円を予想している。
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