【FX突撃取材!】9月10日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、西原宏一さんの有料メルマガ『トレード戦略指令』の共同執筆者で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
既に西原宏一さんには、毎週水曜日と金曜日に電話取材させて頂いていますが、週初の戦略も聞きたいっ!と言うことで竹内のりひろさんにお願いしました。
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それでは、2018年9月10日8時過ぎに竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■9月10日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週は、9月5日(水)に発表された豪州の4-6月期GDPが予想を上回り、豪ドル/円が買われ週高値となる80.57円を示現した。しかし、その直後に発表された中国の8月サービス業PMI(購買担当者景気指数)が予想を下回り、あっさり反落となった。更に当日の欧州時間に、南アフリカで景気後退入りが確認されると、クロス円の売りが強まり、豪ドル/円もこの日の安値79.59円まで売られた。週末にかけて、トランプ米大統領が日本との貿易関係に不満を表明し、中国への制裁関税の第4弾にも言及したことで、豪ドル/円は売りが加速。週安値である78.68円を示現した後は、そのまま79円を割れた水準で引けた。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週は9月13日(木)に、ECB(欧州中央銀行)とTCMB(トルコ中央銀行)が政策金利を発表する。市場コンセンサスで前者は据え置きで、後者は利上げだが、焦点はその「利上げ幅」。前回7月の会合では、市場予想に反しトルコの政策金利は据え置きとなり、8月のトルコショックを招き、市場を混乱させた。市場関係者の一部は、今回500bp(5%)の利上げを予想しているが、トルコのエルドアン大統領が中銀の利上げに関し執拗に干渉する中では、これだけの利上げ幅を確保できるかは極めて不透明。仮に実施できたとしても、トルコの場合は慢性的な経常赤字国であることから、継続的なトルコリラ高につながるかは疑わしい。トルコは依然市場のかく乱要因であり、クロス円は全般頭が重く推移しそうだ。一週間のボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で110.00~112.00円、ユーロ/円で126.50~130.00円、豪ドル/円で77.50~80.00円を予想している。
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<米ドル/円 日足チャート>
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<ユーロ/円 日足チャート>
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<豪ドル/円 日足チャート>
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