【FX突撃取材!】6月5日(月曜日)■竹内典弘氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内典弘さんは、西原宏一さんの有料メルマガ『トレード戦略指令』の共同執筆者で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
既に西原宏一さんには、毎週水曜日と金曜日に電話取材させて頂いていますが、週初の戦略も聞きたいっ!と言うことで竹内典弘さんにお願いしました。
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それでは、2017年6月5日11時過ぎに竹内典弘さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■6月5日(月)■竹内典弘氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
財務省が発表した対外証券売買契約等の状況によると、5月に入ってから海外の中長期債の買い越しが高い水準となっており、5月は月間で4兆円近くに達した。これらの買い越しはほぼオープン外債とみられ、ヘッジコストの上昇を背景に、既存のヘッジの買い戻しも相当出ている模様。
そして、今週は3つの重要イベントが予定されている6月8日(木)に大きな注目が集まっている。
(1)まず、ECB理事会では、「景気下振れリスク」の文言が削除されるか否かが一番の焦点。フォワードガイダンスの変更に至らないという点では、基調判断の変更に対するハードルはそれほど高くないと考えている。
(2)次に、英下院選挙だが、マーケットは与党保守党の勝利を織り込んでいたものの、野党労働党による追い上げも伝わっている。保守党が過半数を確保できなければ、メイ首相の求心力が低下する。仮に圧勝してハードブレグジットに向かうにしても、その過程に対しては暗雲が漂い、英ポンド相場はどちらに振れるか予測が難しいところ。
(3)そして、コミー元FBI長官の米議会公聴会での証言は、口封じなどがあればイベントレスで通過する可能性もあるが、念のため注意しておきたい。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
一週間のボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で110.00~112.50円、ユーロ/米ドルで1.1200~1.1450ドル、英ポンド/米ドルで1.2650~1.3100ドルを予想している。
(※節目となるテクニカルポイントについては有料メルマガにて随時配信中)
<米ドル/円 日足チャート>
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<ユーロ/米ドル 日足チャート>
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<英ポンド/米ドル 日足チャート>
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