【FX突撃取材!】5月1日(月曜日)■竹内典弘氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内典弘さんは、西原宏一さんの有料メルマガ『トレード戦略指令』の共同執筆者で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
既に西原宏一さんには、毎週水曜日と金曜日に電話取材させて頂いていますが、週初の戦略も聞きたいっ!と言うことで竹内典弘さんにお願いしました。
>>>竹内典弘さんも参加【西原宏一のトレード戦略指令】の詳細はこちら
それでは、2017年5月1日11時過ぎに竹内典弘さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■5月1日(月)■竹内典弘氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
今週は、3日(水)~5日(金)が日本の祝日で、通常より閑散取引となることが予想される。しかし、海外市場では欧州と米国で重要な経済指標が発表されるため注意が必要だ。
まず欧州は、3日(水)に発表されるユーロ圏の第1四半期GDP(速報値)に注目が集まる。先週発表されたユーロ圏景況感指数と消費者物価指数は、共に良好な数字だった。27日(木)に行われたドラギECB総裁の記者会見では、一部で期待されていた出口論は封印されたものの、近いうちに活発化せざるを得ない状況だろう。
そして5日(金)には、米雇用統計の発表を控えている。年内の利上げがかなり織り込まれており、このところ米国の経済指標への関心が薄れている。
FF金利の誘導目標(0.75-1.00%)をもとに、FF金利の先物での織り込み度合いを計算すると、すでに今年は1.46回の利上げが織り込まれている。つまり、6月と9月のFOMCで利上げを実施したとしても、マーケットへのインパクトは0.54回分しかない。
伸び悩む米金利を再加速させ、米ドル/円の上昇を後押しするには、強い経済指標を材料に来年以降の利上げを織り込み、FRBのバランスシート縮小の議論を活発化させる必要がある。
前月の米雇用統計は、天候要因により予想より弱い数字となったが、今週はその反動が期待されている。特に米雇用統計はブレの大きい指標であることから、3カ月スパンで判断していきたい。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
一週間のボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で110.50~113.50円、ユーロ/米ドルで1.0800~1.1100ドル、ユーロ/円で120.00~124.50円を予想している。
(※節目となるテクニカルポイントについては有料メルマガにて随時配信中)
<米ドル/円 日足チャート>
※クリックで拡大します
<ユーロ/米ドル 日足チャート>
※クリックで拡大します
<ユーロ/円 日足チャート>
※クリックで拡大します
>>>竹内典弘さんも参加【西原宏一のトレード戦略指令】の詳細はこちら