【FX突撃取材!】3月27日(月曜日)■竹内典弘氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内典弘さんは、西原宏一さんの有料メルマガ『トレード戦略指令』の共同執筆者で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
既に西原宏一さんには、毎週水曜日と金曜日に電話取材させて頂いていますが、週初の戦略も聞きたいっ!と言うことで竹内典弘さんにお願いしました。
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それでは、2017年3月27日11時過ぎに竹内典弘さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■3月27日(月)■竹内典弘氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
米ドル/円は、FOMC後のセル・ザ・ファクトを経て、3月10日(金)の高値からほぼ一直線に5円以上下落しており、短期的には売られ過ぎの状況となっている。今週は、月末、期末に加えて日本の年度末ということもあり、実需による特殊フローに注意が必要。基本的にはレパトリを背景とした米ドル売り優勢な展開が予想される。
そして、米国は利上げサイクルの渦中にあり、今後バランスシート縮小の議論が活発化することを考えると、米金利の低下も限定的。米ドル/円はこの辺りで下げ止まる可能性が高いだろう。
次にユーロ絡みのイベントとして、今週は30日(木)のドイツの消費者物価指数、31日(金)のユーロ圏の消費者物価指数の発表に注目が集まる。前回の数値が、ドイツは+2.2%、ユーロ圏は+2.0%と、どちらもECBの目標値である+2.0%を超えている。原油価格が落ち着いていることから、今回は前回よりも弱い数値が予想されている。しかし、予想に反して前回のような強い数値となれば、ECBのマイナス金利政策(-0.4%)の継続性が根本的に揺らぐことになりかねないため、いつもより注目度が高い。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
一週間のボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で109.50~112.50円、ユーロ/米ドルで1.0750~1.0950ドル、ユーロ/円で118.50~122.00円を予想している。
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<米ドル/円 日足チャート>
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