【FX突撃取材!】2月6日(月曜日)■竹内典弘氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内典弘さんは、西原宏一さんの有料メルマガ『トレード戦略指令』の共同執筆者で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
既に西原宏一さんには、毎週水曜日と金曜日に電話取材させて頂いていますが、週初の戦略も聞きたいっ!と言うことで竹内典弘さんにお願いしました。
>>>竹内典弘さんも参加【西原宏一のトレード戦略指令】の詳細はこちら
それでは、2017年2月6日11時過ぎに竹内典弘さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■2月6日(月)■竹内典弘氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
今週の注目ポイントは以下の3点。
[1]2月10日(金)に予定されている日米首脳会談が今週最大の注目イベントとなる。過去の推移と伝わってくる情報によると、すでに根回しがされていて、水面下で交渉がまとまっている可能性が考えられる。現在の米国債保有額1位が日本であるということが重要なポイント。国債はいわば人質のようなもので、最大保有国である日本に対してトランプ大統領や当局者は下手なワイルドカードを切るということは難しいだろう。また、首脳会談の後には、両首脳がゴルフをプレーするとも報じられており、会談が決裂するというシナリオは考えにくい。注目イベントではあるが、あまり心配はないだろう。
[2]2月3日(金)、日銀は午後0時30分という異例のタイミングで指値オペを通告(通常は午前10時10分、午後2時)。本日も期待感はあったものの、午前10時10分の時点では超長期の増額はなくやや失望があった模様。ただし、今週1回はサプライズが入ると予想しており、円売り・米ドル買い要因となりそうだ。
[3]2月9日(木)午前5時に、RBNZ(ニュージーランド中央銀行)の政策金利発表が予定されている。今回のコンセンサスは政策金利据え置きとなっているが、昨年12月、ウィーラーRBNZ総裁は利下げ打ち止めを示唆する発言をしており、念のため注意が必要。発表時刻がNY市場の終盤であるという点も警戒ポイントとなる。仮に今回は利上げを見送ったとしても、次回の利上げが既定路線となっているため、NZドルを売り続けるのは厳しい。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
一週間のボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で111.00~115.00円、ユーロ/米ドルで1.0650~1.0900ドル、英ポンド/米ドルで1.2300~1.2700ドルを予想している。
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<米ドル/円 日足チャート>
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<ユーロ/米ドル 日足チャート>
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<英ポンド/米ドル 日足チャート>
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