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今週は先週に引き続き、IMA FXさんについてです。

⇒IMA FXさん(その1)スキャ界隈の億トレ名物男
⇒IMA FXさん(その2)勝つまでにやったこと
⇒IMA FXさん(その3)狂気の作戦で大相場に挑む
⇒IMA FXさん(その4)勝率、ペイオフレシオ

■トレード仲間をつくる

ジュンさんをきっかけに秒単位の超短期スキャルピングを知ったIMA FXさんだが、すぐに勝てるようになったわけではない。秒スキャで勝つまでにどんなことを行なったのだろうか。

「当時は仕事もやめて、FX資金だった遺産も突きかけていたので崖っぷちの時期でした。秒スキャを知るきっかけになったジュンさんの配信にコメントを入れたり、X（旧Twitter）で絡んだりして名前を覚えてもらうようになったころ、ユーキさんという方がチームを作ると呼びかけていた。『IMAさんも入れば？』とジュンさんに声をかけてもらい『ユーキグループ』としてトレードするようになりました」

切磋琢磨するトレード仲間であるユーキグループ。そのなかには、ナナキさんもいた。

■覆面YouTuberとしてデビュー

「そのあと、ジュンさんの師匠にあたるジジさんから『自分がどんな考え方で、どうトレードしているか、発信したほうがいい。自分でも配信してみれば？』とアドバイスをもらいました。やらないで後悔するよりやって後悔したほうがいい、そう思ってYouTubeで配信を始めたのが2022年３月です」

それまでは含み損を抱えて損切りできなくなることがあったという。ところが、配信を通じて自分のトレードを公開することで「ぶざまなトレードは見せられない」と損切りできるようになった。

「ヘタくそですが、ヘタくそなりにヘタなトレードはできないという意識が強まりました。それとともに行なっていたのがトレードの記録。『どこで入って・どこで出たか』をTradingViewのチャートに印をつけて記録を残しました。MT4（メタトレーダー４）のチャートも録画していたので、印をつけた位置の値動きをMT4の録画で見返しながら、トレードを改善するヒントを探していました」


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■休憩中はチャートの動画を見返す

仲間づくり、配信、記録といった取り組みとともに、IMAさんのトレードは改善されていく。

「仕事していた時期には休憩中もスマホで動画を見返していました。動画や記録はめちゃくちゃ見直しましたし、ナナキさんの配信はエントリーのタイミングの調整に役立ちました」

IMAさんが配信を始めた2022年３月は円安の大相場が始まりでもあった。

「相場が動き始めたとき、ユーキさんにアドバイスをもらいました。『今はひよらないでいい、とりあえずエントリーしてみれば』と。それまでエントリーは慎重なほうでしたが、アドバイスに従って今までなら躊躇するような場面でも積極的にエントリーするうちに、順張りの感覚が身についてきた。それまでも逆張りはほとんどせず、ほぼ順張りのみでしたが、数をこなすことで感覚が身についてきた、という感じです」

この努力が実を結んでいくのだが、そこでIMAさんは常識外れの大勝負に打って出る――。

IMA FXさん(その3)へ続く。

IMA FXさんのコラムは全4回となっています。
⇒IMA FXさん(その1)スキャ界隈の億トレ名物男
⇒IMA FXさん(その2)勝つまでにやったこと
⇒IMA FXさん(その3)狂気の作戦で大相場に挑む
⇒IMA FXさん(その4)勝率、ペイオフレシオ

【プロフィール】
IMA FXさん
専業トレーダー。2019年にFXを始める。2021年にジュンさんの配信と出会いスキャルピングの取引スタイルへ転向。2022年夏場から月次でプラスとなり、2024年には億の大台へ到達する。YouTubeでは覆面を被った独特なスタイルでFX配信を行なう。FXコレクティブで乾杯の音頭をとったり、ダンスを取り入れた「IMA・IMAじゃんけん」で盛り上げたりと個性あふれるキャラクターでイベントには欠かせない存在に。