【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】野田さん(その1)50代スキャルパー、FX歴2年で1500万円
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今週から、野田さんについてのコラムが始まります。
⇒野田さん(その1)50代スキャルパー、FX歴2年で1500万円
⇒野田さん(その2)3つの勉強ツール
⇒野田さん(その3)3つの手法と絞り込み
⇒野田さん(その4)2年3か月で利益目標を達成
■50代で始めたスキャルピング
「スキャルピングを始めたのは2020年6月。FX自体が初めてでした。年齢? 50代です」
そう話すのは会社経営のかたわらFXを取引する野田さんだ。スキャルピングは秒単位でエントリーと決済を繰り返す超短期の取引スタイル。迅速な判断や素早いマウス操作が必要となるため、「年齢が若いほうが有利」とのイメージもある。50代からでもスキャルピングはできるのだろうか。
「年齢は関係ありません。たしかにトレード仲間には2つのマウスを同時に猛スピードでさばき『ブレイクアウトでエントリーし利益確定、すぐさまドテンして決済』と繰り返す子もいる。そこまでは自分にはムリですが、スピード感あるマウスさばきを求められる場面はそう多いわけではない。1つ1つのエントリー精度を高めることで反射神経はカバーできます」
■兼業のハードルをどう乗り越えるか
野田さんには、もうひとつのハンディがある。仕事しながらFXに取り組む兼業トレーダーであるという点だ。エントリーのチャンスがあっても、仕事中だと瞬時の対応は難しい。仕事とスキャルピングは両立できるのだろうか。
「仕事といっても自分の会社なので比較的自由が効きます。取引スタイルも、ずっとチャートを監視しているのではなく1日のうち5時間程度、相場が動く時間に集中してトレードしています」
野田さんの仕事/トレードはこんな感じで進んでいく。
8:30 出社し幹部とミーティング
8:55 隣接する自宅へ戻り東京市場オープン狙いのトレード
9:15 会社で仕事
9:45 東京仲値(9時55分)狙いのトレード
10:00過ぎ 会社へ戻り仕事を再開
14:55 自宅へ戻り東京市場クローズ狙いのトレード
15:10 会社へ戻り仕事を再開
15:55 自宅へ戻り欧州市場オープン狙いのトレード
16:30 会社へ戻り仕事を再開
※流れが出ていれば17時半ころまでトレードを継続
21:00 以降は24時過ぎまでトレード
トレードする時間を絞り、仕事と両立させていることがわかる。
■8月の利益は750万円!
「市場参加者が増える時間帯を集中的に見る。また、その時間を毎日必ず見ることで周期性や時間帯のクセをつかみ、自分が得意な値動きを見つけるんです。仕事や家の事情で東京仲値を見られないときにはチャートを録画しておき、翌日の東京仲値までに必ずチェックします。今日の東京仲値でトレードするとき、『昨日の仲値はどうだったか』という情報は欠かせないからです」
時間を絞ったトレードで兼業のハンディを克服している野田さん。その成果は数字で示されている。今年8月の利益は25日までに752万円。生涯収支は1500万円のプラスだ。
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野田さんが年齢や兼業といった条件を乗り越えて、どう稼げるようになったのか、その始まりから聞いていこう。
野田さん(その2)へ続く。
⇒野田さん(その1)50代スキャルパー、FX歴2年で1500万円
⇒野田さん(その2)3つの勉強ツール
⇒野田さん(その3)3つの手法と絞り込み
⇒野田さん(その4)2年3か月で利益目標を達成
【プロフィール】
野田さん
2004年ころ、株のデイトレードに挑戦するも200万円を失い撤退。2020年6月、YouTubeで知った平井聡士さんから学び、会社経営のかたわらFXスキャルピングを始める。日々の値動きを動画で記録、ノートに要点を書き留める、チャートにエントリーポイントをプロットするなど日々の研鑽を続けて今年8月までに1500万円の利益を稼ぐ。