【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】逢坂みぁさん(その3)判断材料は温度感と偏り
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毎週金曜日にお届けします!!
今週も先週に引き続き、逢坂みぁさんについてです。
⇒逢坂みぁさん(その1)美貌トレーダーの号泣FX配信
⇒逢坂みぁさん(その2)ハイレバ取引で資金14倍に
⇒逢坂みぁさん(その3)判断材料は温度感と偏り
⇒逢坂みぁさん(その4)経済指標でトレード
■センチメントが反映されやすいドルストレート
少額の資金をノックアウト・オプションでハイレバ運用する逢坂みぁさんだが、どんなトレードを行なっているのだろうか。
「私が重視するのは市場のセンチメント(心理)。センチメントが価格に反映されるためには流動性の大きさが前提となります。流動性のない通貨だと、センチメント以外の要素で価格がブレやすくなるからです。為替市場でもっとも取引量がある通貨は米ドルなので、取引する通貨ペアはドルストレートが中心です」
みぁさんが重視するセンチメント、どう測るのだろうか。
「1つはファンダメンタルズのニュースの『温度感』です。ある通貨についてのニュースが出たとき、ツイッターなどでFXトレーダーが話題にしているかどうかを参考にします。みんなが話題にして盛り上がっているようなら、その通貨はボラティリティが大きくなりそうだと判断できます」
反対に重要そうなニュースなのに盛り上がらなかったら注目されていない証拠ともなる。
■オーダーブックからも投資家心理を推測
「あとは外貨ex byGMOやトレイダーズ証券などのFX会社が公開するオーダーブックもセンチメントを判断する重要な指標です。現時点よりも上の価格帯での買いポジションが多ければ『みんながロングで苦しんでいるから下がりやすそう』といったように」
センチメントで大きな流れを把握したら、チャートで売買の判断をくだしていく。
「最初のころはチャートに移動平均線やボリンジャーバンドを表示したり、ラインを引いたりしていました。でも半年後には何も表示させなくなりました。テクニカル一辺倒では勝てなくなったからです」
きっかけとなったのはSNSで知り合った先輩トレーダーのアドバイスだった。
■チャートはプライスアクション重視
「その方から『プライスアクションだけ見ていればいいじゃん』と言われたんです。それからはテクニカルは表示させず、高値・安値や重要な節目、ローソク足、プライスアクションを意識するようにしています」
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テクニカル分析は使わないが、チャートは複数の時間足と複数の通貨ペアを組み合わせて複合的に判断している。
「チャートはスマホアプリで見ることが多いです。外貨ex byGMOのアプリは3画面を同時に表示できるのでポンド/米ドルを取引するなら日足と15分足、それに米ドルの方向性を見るために米ドル/円の15分足を同時に表示させています」
日足で長期のトレンドと重要な節目を見て、15分足で短期トレンドを見つつ米ドル/円で米ドル全体の方向性も確認しながら、エントリーポイントを探していく、といったイメージだ。
逢坂みぁさん(その4)へ続く。
逢坂みぁさんのコラムは全4回となっています。
⇒逢坂みぁさん(その1)美貌トレーダーの号泣FX配信
⇒逢坂みぁさん(その2)ハイレバ取引で資金14倍に
⇒逢坂みぁさん(その3)判断材料は温度感と偏り
⇒逢坂みぁさん(その4)経済指標でトレード
【プロフィール】
逢坂みぁさん
2019年、退職を機にFXとユーチューブ配信を開始。2021年9月にはトレード大会で1位に輝く。値動きの大きいポンドの取引を得意とし、経済指標の発表などイベントを狙ったトレードも積極的に狙う。自身のユーチューブチャンネルのほか、外貨ex
byGMOが運営するユーチューブチャンネル「ファイスタTV」でMCを務めるなど、多方面で活躍する。