【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】MOONトレーダーさん(その4)売り圧力払拭で再び100万円も
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今週は、MOONトレーダーさんについて最終回です。
⇒MOONトレーダーさん(その1)指標スキャルから億り人へ
⇒MOONトレーダーさん(その2)優位性を獲得する指標
⇒MOONトレーダーさん(その3)乖離率とLS比率
⇒MOONトレーダーさん(その4)売り圧力払拭で再び100万円も
■ビットコイン価格は再び100万円をめざす
短期トレードをメインとしていたMOONトレーダーさんだが、最近では取引へと移行しつつある。
「スキャルピングやデイトレならいつでも勝てる――というと言い過ぎかもしれませんが、COINRUNサロンでの情報提供を考えるとスウィングに寄せたほうが有用なのかな、と」
では、今後のビットコインをどう見ているのだろうか。
「足もとの状況はよくないですよね。まだ新規口座開設を止めている取引所もありますし、証拠金取引のレバレッジ上限が4倍に制限されます。今後、どうなるのだろうという不安があります。昨年11月の暴落で退場した人も多いでしょうし」
■暴落の原因はビットコインキャッシュの分裂
ビットコインは昨年11月、35万円台まで暴落。仮想通貨に見切りをつけた人も多かったようだ。
「それまでは70万円を挟んだレンジが続いていました。9月、Zaifでのハッキング事件という大きな悪材料が出ても下がるどころか、逆に上がっています。何が11月の暴落を招いたのかというとビットコインキャッシュの分裂。2つの陣営が経済合理性のない争いをし、ビットコインを売ったことが暴落の原因でした。ただ、その戦いが終わった今、売り圧力は低下しています」
売り圧力が低下したとしても、価格を押し上げるような材料はあるのだろうか。
「主要国で仮想通貨への規制やルールが整いつつあります。日本ではLINEやマネーフォワードなどの子会社が業界団体に加盟し、あとは金融庁の認可を待つばかりですし、海外でもニューヨーク証券取引所やナスダックなどの関連会社がビットコイン先物上場へ向けて動いています」
■「ロングが儲かる1年」になるか
新たなマネーの流入が期待できる材料が控え、MOONトレーダーさんの見通しは強気に転じている。
「僕もCOINRUNの仲間も今年は強気。年末には80万円から100万円まで上がってもおかしくないのでは。2018年はショートしていた人が儲かった1年でしたが、2019年はロング優位な1年になるでしょう。急落時には拾っていきたいと思っています」
リスクとなりそうなのは、やはり取引所へのハッキングだ。
「中小の取引所ならともかく、利用者の多い大手取引所がハッキングされるようだとシナリオを変える必要が出てきます」
世間的な関心は薄れつつある仮想通貨だが、短期で長期でもチャンスがありそうだ。
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MOONトレーダーさんのコラムは全4回となっています。
⇒MOONトレーダーさん(その1)指標スキャルから億り人へ
⇒MOONトレーダーさん(その2)優位性を獲得する指標
⇒MOONトレーダーさん(その3)乖離率とLS比率
⇒MOONトレーダーさん(その4)売り圧力払拭で再び100万円も
【プロフィール】
MOONトレーダーさん
専業投資家。証券マンやプライベートバンカーを経験した後、独立。IPO株やFXなどで資産を増やし、'16年からビットコインへの投資を開始。海外取引所の値動きを先行指標にしたスキャルピングなどで、ビットフライヤーの売買高ランキングで1位を獲得したことも。現在の資産は億をゆうに超える。