【教えてFX!あの人に突撃取材♪】6月28日(火)■志摩力男氏の現在の為替相場と戦略
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その志摩力男さんから、毎週火曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました。※取材は電話にて実施
毎週・火曜日の昼過ぎから夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、 2016年6月28日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
■□■6月28日(火)■志摩力男氏の現在の為替相場と戦略
■現在の為替相場の状況■
先日の英国民投票の結果はEU離脱となり、残留を織り込んでいたマーケットでは激しい値動きとなった。国民投票前の予想では、残留した場合の英ポンド/円は165円、離脱の場合は130円としていたが、結果的に一時160円付近まで上昇した後に133円台まで急落するという値動きとなった。
あまりにも大きく動いたため、特に英ポンド絡みの通貨ペアは、チャートポイントがあてにならない状況。しばらくは、欧州株、米国株、金、長期金利など他の相場を見ながらトレードせざるを得なくなった。
■現在の戦略■
方向としては、英ポンド安は続くと見ている。英ポンド/円は130~140円で戻り売り。英ポンド/米ドルは急落後の戻り高値となった1.39ドル台を回復することは難しいだろう。未だボラティリティが高い状況のため、通常よりも少額でトレードする必要がある。
リスクオフマーケットが続く中、米ドル/円に関しては円高予想が増えてきている。7月には日銀が金融緩和を実施するとの予想が出てきているが、英国のEU離脱による影響があまりにも大きく、金融政策の有効性は失われている。103円50銭~104円付近は強いレジスタンスとなっていることから、100円~101円の水準が定着してくれば、中期的に100円を割り込む可能性は高い。
今後は日本以外にも金融緩和に踏み切る国が出てくるだろう。米国の金融引き締めも当分は先送りになる中、日本は相対的に金融緩和余地が少なく、円買いが優勢な展開は続きそうだ。
<英ポンド/円 4時間足チャート>
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<米ドル/円 4時間足チャート>
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