【FX突撃取材!】6月8日(水曜日)■西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略
羊飼いも購読している有料メルマガ『トレード戦略指令』でお馴染み西原宏一さん!
その西原宏一さんに最新の相場観を聞いちゃおー!という企画です。
※取材は、毎週水曜日と金曜日に電話にて葉那子さんが実施
毎週、水曜日と金曜日の昼過ぎから夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので(※許可済み)、お楽しみに♪
それでは、2022年6月8日11時時点に西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
→【葉那子が西原さんに電話取材!】6月8日(水)■西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■□■6月8日(水)■西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
昨日7日(火)のマーケットは豪ドル/円が主役。きっかけはRBA。まず予想は、0.4%の利上げだったところ、実際には0.5%の利上げで、マーケットは一時急騰する。しかし、この程度の差であれば、セル・ザ・ファクトで崩れるはず。実際に発表後の豪ドル/米ドルは急騰後一時大きく値を下げた。しかし、マーケットは押した後反発。なぜならRBAは「安定的」という言葉を削除し、「今後数カ月にわたって豪州の金融情勢を正常化する過程でさらなるステップを踏む」と示唆したため。モルガンスタンレーのエコノミストは、7月と8月に0.5%、9月から11月に0.25%の追加利上げを行い、年末までにRBAの「より正常な」水準である2.6%まで引き上げる可能性があると見ているようだ。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
OIS(金利先物市場)は年末までに、豪州の政策金利は3.00%を超えていると織り込み始めている。FRBは今月、来月と0.5%の利上げを実施(米ドル/円の上昇要因)。RBAも7月、8月と0.5%の利上げを実施(豪ドル/米ドルの上昇要因)。豪ドル/円は、米ドル/円×豪ドル/米ドルの合成通貨ペアなので、豪ドル/円の上値余地は拡大するはずだ。多くの各国中銀が金融引き締めを行なう中、株価の反落時に豪ドルが値を下げる局面があると思うので、そのリスクをうまく避けたいところだが、RBAの発表により、豪ドル/円は100円が視野に。戦略的には、豪ドル/円の押し目買いで臨みたい。
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<豪ドル/円 月足チャート>
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