【FX突撃取材!】8月4日(木曜日)■神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】に外為どっとコムのセミナーでお馴染み神田卓也さんが参加!
神田卓也さんは、外為どっとコム総合研究所の取締役調査部長上席研究員。外為どっとコム総合研究所のレポートや、動画、ツイッターで有益な為替情報を配信されています。
その神田卓也さんから、毎週木曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました!!
毎週・木曜日の午後から夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので、お楽しみに♪
それでは、 2022年8月4日11時時点に神田卓也さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
■□■8月4日(木)■神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
昨日3日(水)の米ドル/円は、米7月ISM非製造業景況指数が予想に反して改善したことで米景気の減速懸念が後退する中、一時134.55円付近まで上昇した。ただ、その後は本日4日(木)朝にかけて上げ幅を縮小している。一昨日2日(火)と昨日3日(水)の2日間で最大30bp(0.30%)上昇した米10年債利回りも伸び悩んでおり、米利上げペース鈍化観測に対する修正の動きは一巡したと見られる。米7月雇用統計を明日5日(金)に控え、本日4日(木)の米ドル/円相場は133~134円台で「雇用統計待機モード」となりそうだ。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
英ポンド/円に関しては英中銀(BOE)の金融政策委員会(MPC)が政策金利と金融政策報告を発表することから荒い値動きが続く公算が大きい。利上げ幅は50bp(0.50%)になるとの見方が大勢だが、一部には25bp(0.25%)利上げにとどまるとの見方もある。金融政策報告ではインフレ見通しと成長見通しが示され、今後の利上げの道筋を読む重要な手掛かりとなる。これらの発表後に行われるベイリーBOE総裁の会見にも注目が集まりそうだ。BOEがインフレ抑制に向けたタカ派姿勢を強めればポンドはいったん上昇するだろうが、金融引き締めによる英景気後退(リセッション)懸念も強まると見られ、買い一巡後に急失速することも考えられる。いずれにしても英ポンド/円の振れ幅は大きくなる公算が大きく、本日4日(木)の想定レンジは160.50~163.80円と広めに取っておきたい。
<米ドル/円 4時間足チャート>
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