【FX突撃取材!】5月17日(火曜日)■小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略
FXをしている人ならみんな知っている小林芳彦さん。小林さんはJFXというヒロセ通商の子会社の社長でもあるのですが、毎日リアルタイムにTwitterで公開しているスキャルトレードがスゴイ!!
羊飼いが一番見ているTwitterアカウントかも(Twitterはこちら)!?
その小林芳彦さんから、毎週火曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました!!(※取材は電話にて実施)
毎週・火曜日の午後から夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので、お楽しみに♪
それでは、 2022年5月17日11時すぎに小林芳彦さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
■□■5月17日(火)■小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
現在、米国債の利回りがどちらに動くかによって、毎晩のように米ドル/円が振らされている状況だ。米10年債は、大きく見て、3.2%に行くのか、2.7%に行くのかをマーケットは注目している。米ドル/円の方向としては、まだ上だと思っているが、131円付近で重くなってしまったので、しばらくは上値の重い展開が続きそうだ。ただし米国債が2.7%を割ってさらに低下するようであれば米ドル/円も下落するだろうが、127円が割れた場合でも、急落する可能性はあるものの、それでも125円付近では止まると考えている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週の米ドル/円予想レンジは127.50~130.80円。現在はこのレンジ内で下値を固めている最中だと考えている。戦略的には買い場探し。現状だと128.00~128.50円で一つの買い場探しをして、127円台後半があればそこも買ってみたい。しかし、127.50円を割った場合には一度手仕舞って127円を割るかどうかを見極めてから、改めて買いたい。あとは上昇した段階で131円台などでは確実に利食っておかないと、また米債の反落伴った下落が考えられるため、小まめに利益を確定していくことが重要だろう。全体的にみるとユーロ/米ドルが怪しい水準まで下がってきており、1.0340ドルを切れるとそこから下は340pipsほど大きなサポートがなく、下はスカスカ状態となっている。よって1.03ドル台の押し目を買いたくなる気持ちはわかるが、1.0340円を切ってきたら当然投げなければならないだろう。持ったままだと、急落の怖さがある。またユーロが急落するということはドルが買われているときなので、その時は米ドル/円も上昇すると思うが、その場合は今度、ユーロ/円に関しては米ドル/円の上げよりもユーロ/米ドルの下げのほうが大きければ、ユーロ/円は下がる可能性もあるためクロス円は動きが難しくなる。そのため今週は、ドルストレートのほうがわかりやすいだろう。ユーロ/米ドルは売り目線で臨みたい。
<米ドル/円 日足チャート>
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