【FX突撃取材!】1月30日(月曜日)■竹内典弘氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内典弘さんは、西原宏一さんの有料メルマガ『トレード戦略指令』の共同執筆者で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
既に西原宏一さんには、毎週水曜日と金曜日に電話取材させて頂いていますが、週初の戦略も聞きたいっ!と言うことで竹内典弘さんにお願いしました。
>>>竹内典弘さんも参加【西原宏一のトレード戦略指令】の詳細はこちら
それでは、2017年1月30日11時過ぎに竹内典弘さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■1月30日(月)■竹内典弘氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
今週は、日本、米国、英国の中央銀行による政策金利の発表が予定されているが、いずれもコンセンサスは変更なし。
まず31日(火)の日銀は、政策金利の変更はないものの、GDPの成長率と消費者物価指数(CPI)の上方修正があるかもしれない。しかし、こちらは誤差の範囲に過ぎないと思われるため、為替への影響はほぼ無いと考えていいだろう。注目は、政策金利発表の後に行われる黒田日銀総裁の記者会見。日銀は先週、予告なく買いオペ実施を通知したため、減額、増額に関する記者からの質問に対する総裁の応答に注目したい。
そして、日本時間の2日(木)未明にはFOMCが開催され、コンセンサスは政策金利据え置きだが、同時に発表される声明文の内容に関心が集まっている。イエレンFRB議長は、2019年末までに年2~3回の利上げを実施し、政策金利を3%まで引き上げると、タカ派な発言をしており、今後の利上げを読み取る上で、声明文の内容が重要となる。現時点で3月の利上げの織り込み度は3割程度だが、声明文次第では急速に織り込みが進む可能性もある。
2日(木)のBOE(英中銀)は無風の予想。さらに、3日(金)の米雇用統計も、完全雇用に近い状態のため、多少下振れたとしても為替への影響は限定的だろう。注目度は低いものの、統計の各項目の中では平均賃金の上昇に注目が集まる。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
一週間のボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で113.00~117.50円、ユーロ/米ドルで1.0600~1.0850ドル、英ポンド/米ドルで1.2300~1.2700ドルを予想している。
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