【FX突撃取材!】3月4日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2024年3月4日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■3月4日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落だが、上昇最上位は円(+0.27%)。一方で、下落最上位はNZドル(-1.47%)だった。再利上げが有力視されたRBNZ(NZ準備銀)が市場予想に反し政策金利を据え置き、大幅反落となった。クロス円が高値圏から反落するきっかけとなった。日銀審議委員からの金融正常化に前向きな発言も円買いを誘った。しかし、米ドル/円の週間の値幅は1円63銭、盛り上がりに乏しい展開が続く。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週は6日(水)、7日(木)にFRBパウエル議長が半期に一度の議会証言にのぞむ。一時のインフレは終息に向かうが、依然2.0%の目標にはまだ距離がある。勝利宣言には程遠く、議会や国民に金融引き締めの長期化への理解を求めることだろう。間違っても、大統領選に配慮して利下げを検討しますとは言うまい。8日(金)には米国で雇用統計の発表もあるが、雇用指標は景気の遅行指標なので、こちらは半ば良くて当然。イベントはあるが、番狂わせが発生する可能性は低そうだ。為替市場を大きく動かすには材料不足で、引き続き、米ドル/円、クロス円共に深い押し目は買いとみている。今週は米ドル/円で149.00~151.50円、ユーロ/米ドルで1.0750~1.0950ドル、ユーロ/円で161.50~164.00円とみている。
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