【FX突撃取材!】3月13日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2023年3月13日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■3月13日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週のパウエルFRB議長の議会証言、米国の雇用統計等の重要イベントを通過し、為替市場では週末にかけてリスク回避の動きが先行する。主要通貨の対ドルでの騰落で計測すれば、円(+0.55%)はスイスフランに続き上昇第2位、為替市場では米ドル/円やクロス円の売りが進む。SVBフィナンシャルグループの経営破たんの影響から、安全資産である米国債が買われ金利は低下。投資家はここまで株などのリスク資産を処分する動きを早める。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
先週からの流れを受け、週明けのオセアニア市場では米ドル/円はギャップダウン(下窓)で寄付き、本日13日(月)午前7時過ぎ時点で、134円の大台を割った。FDIC(米連邦預金保険公社)に続き米国政府がSVBの預金の全額保証を発表。今回の事態は一時的に収束に向かうとみる。ただ、FRBによる継続的な金融引き締めから米国債は下落、金利は上昇。米国債を保有する投資家は大きな評価損をかかえる。2月来、経済指標が上振れたことで再度利上げを大幅に織り込んだが、ややゆき過ぎた。今週も米経済指標を慎重に見極めることになるが、これで米ドル/円の戻りは限定的となってしまった。今週は米ドル/円で131.500~137.00円、ユーロ/米ドルで1.0500~1.0850ドル、ユーロ/円で140.00~145.00円とみている。
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