【FX突撃取材!】6月27日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2022年6月27日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■6月27日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、下落通貨は円(-0.16%)のみとなった。円は全ての通貨に対しパフォーマンスで劣り、結果、クロス円が上昇している。このところ整理売りが続いてきた米株は、週足で底値圏から大きな反発、リスクセンチメントの改善からクロス円の上昇を支えている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
まず、今週は月末、四半期末、半期末が重なる週となるだけに、特殊な資金フローの発生には要注意。イベント的には、本日27日(月)~明後日29日(水)の日程でポルトガルの保養地シントラでECBフォーラムが開催される。この会合のタイトルは「世界が急速に変わるなかでの金融政策への挑戦」。注目は明後日29日(水)、日本時間22時から予定されるラガルドECB総裁、パウエルFRB議長、ベイリーBOE総裁らのパネルディスカッションだろう。過去2017年6月の会合では、当時の元ドラギECB総裁が「デフレはリフレに変わった」と発言。その後のユーロ上昇相場のラリーの起点となったことから注目度は高い。おそらく、金融政策の引き締め強化を確認する場となりそうだ。為替市場では独歩安が続く円だが、引き続き米ドル/円やクロス円の深い押し目は買い場だろう。米ドル/円で133.00~137.00円、ユーロ/米ドルで1.0450~1.0700ドル、ユーロ/円で141.00~145.00円とみている。
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<米ドル/円 日足チャート>
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