【FX突撃取材!】3月7日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2022年3月7日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■3月7日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、上昇上位より豪ドル(+2.01%)、NZドル(+1.72%)、スイスフラン(+0.96%)、円(+0.61%)とい続いた。一方で下落通貨でも同様にユーロ(-3.00%)、ポンド(-1.32%)、カナダドル(-0.22%)と続く。ウクライナ情勢の悪化から地理的に近い欧州通貨が下げ足を速める一方で、戦闘地域から遠く天然ガスや小麦の代替供給地となりそうなオセアニア通貨が買われている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週は10日(木)、米国で2月のCPI(消費者物価指数)の発表、欧州ではECBが金融政策を発表予定。注目は後者で、欧州でも物価の上昇は一時的ではなく、ECBは前回2月会合で年内の利上げを排除しなかった。こうした背景もあり、金融市場は今年の年末までにECBのマイナス金利の解除を一旦織り込み、ユーロは買われた。ただ、その後はウクライナ情勢の悪化もあり、一旦織り込んだ利上げをほぼ全て失いユーロは反落となった。今回ECBは難しいかじ取りを迫られるだろうが、タカ派の姿勢を貫くのは難しいとみる。戦況の悪化もあり、欧州通貨に買いは入りにくく、戻りは丁寧に売りだろう。ボラティリティ換算の予想レンジは、米ドル/円で113.60~116.00円、ユーロ/米ドルで1.0700~1.1100ドル、ユーロ/円で122.00~127.00円とみている。
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<米ドル/円 日足チャート>
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