【FX突撃取材!】10月26日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2020年10月26日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■10月26日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、全ての通貨が上昇とドル売りが進んだ。背景は米大統領選を控え、バイデン候補の勝利確率が高まり、中国人民元やメキシコペソに見直し買いが入った。さらに、米ペイパルが一部暗号通貨での決済を可能としたことから、決済通貨であるドルの必要性に疑問がついたことが背景だった。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週は、28日(水)~29日(木)の日程で日銀金融政策決定会合、29日(木)はECB(欧州中央銀)が金融政策を発表するが、どちらも据え置きが予想されている。ただ、春先以降に進んだユーロ高で、欧州では物価がマイナスに転じるなど、ECBは懸念を強める。ラガルドECB総裁を筆頭にECB高官はユーロ高けん制を継続しており、12月のECB理事会に向け何らかの政策変更の可能性が示唆される可能性がある。今週は、広く先週のドル売りの流れの継続性を占う週となりそうだが、月末でもあり、さらに米国の大統領選まで2週間を切っているため、市場の様子見姿勢は強く、材料難とみている。大きくリスクを傾ける週ではなく、デイトレ等の短期売買に集中する週となりそうだ。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で103.50~105.30円、ユーロ/米ドルで1.1750~1.1950ドル、ユーロ/円で123.00~125.50円を予想している。
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