【FX突撃取材!】8月31日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2020年8月31日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■8月31日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週27日(木)、「ジャクソンホール会合」のパウエルFRB議長の講演では、物価上昇の一時的なオーバーシュートを容認、講演後、米長期金利は上昇に転じた。米ドル/円は、翌日28日(金)には週高値106.94円まで上昇したが、安倍首相が辞任を表明。アベノミクスの後退が意識され、米ドル/円は週安値の105.21円までの反落となった。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
第2次安倍内閣が発足した日、2016年12月26日の米ドル/円は78.08円、その後、2016年6月に125.86円まで上昇、アベノミクスは炸裂した。日経平均株価では、ピークまで2.7倍、これらの原動力となったのは海外投資家の活発な円売り、株買いだった。こうした海外勢が重視する投資条件の一つに政治の安定があげられる。長期安定政権は投資の大原則で、この点から今回次期総裁が誰になっても政治の非連続性は意識されやすい。アベノミクスの3本の矢の1つ金融政策は、黒田日銀総裁の任期は2023年までであり、変化はない。ただ安倍首相が退任することで、どうしてもここまでのアベノミクスの「後退」は意識されやすい。大きな流れとして、日本株買い、円売りの流れは滞るだろう。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で103.70~106.50円、ユーロ/米ドルで1.1820~1.2100ドル、ユーロ/円で124.00~127.00円を予想している
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<米ドル/円 日足チャート>
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