【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】HAGE(HG)さん(その3)スキャルでの「押し目買い」とは
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毎週金曜日にお届けします!!
今週も先週に引き続き、HAGE(HG)さんについてです。
⇒HAGE(HG)さん(その1)元手50万円から10億円!
⇒HAGE(HG)さん(その2)「1時間足重視」のスキャルピング
⇒HAGE(HG)さん(その3)スキャルでの「押し目買い」とは
⇒HAGE(HG)さん(その4)「目線固定」
■逆張りエントリーでも1時間足には順張りする
スキャルピングを得意とするHAGEさんだが、エントリーは1時間足の向きに沿った方向が基本。それは逆張りでも同様だ。
「1分足では逆張りであっても1時間足では順張りとなるようにエントリーします。たとえば1時間足が下向きならエントリーは常に売り。今のレートよりも上にあるレジスタンスラインを上に抜けたときに逆張りで売りを狙う、ということになります」
1時間足が下向きのとき、下側にあるサポートラインのブレイクで逆張りすると、エントリーは買いになるから見送りだ。
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■スキャルピングでの「戻り売り」「押し目買い」
「1時間足が下向きでサポートラインを割っていったら、ブレイクに順張りして売るか、『戻り売り』を狙います」
ブレイクでの順張りは安値を割ったところでシンプルに売っていくだけだが、戻り売りはどう考えるのだろうか。
「戻り売りはブレイクラインを目安に考えます。たとえば50銭のラインを下にブレイクして40銭まで下げたとすると、戻り売りを狙う最初の候補は前回のブレイクラインである50銭まで戻ったところ。考え方としては売りたい人が『ここなら売ってもいいだろう』と考えるレートですね」
「ブレイクラインを割ったし下がりそうだが、安値では売りたくない」という人が売りの指値を置きそうなレートが、HGさんの狙う戻り売りのポイント。そんなポイントで売れば、同じタイミングでみんなの売り指値もヒットして再び下がり始める可能性が高い。
■狙うのは「1発目」だけ
「ただ、『50銭まで戻ったら売る』と機械的に行動することはありません。重要なのは『どうやってそこへ戻ってきたか』。勢いよく50銭まで戻ってきたら反転する可能性が高いので売れますが、ジリジリと戻ってくるとそのまま上げてしまうこともあるため様子見です」
押し目買いでの考え方も同様。上に抜けたものの押し目買いが集まりやすそうなレートで買っていく。
「ただ押し目買い、戻り売りは何度も狙うものではありません。トレードするのは『ブレイクに対する1発目』の押し目・戻りだけです」
押し目や戻りにならず、突き抜けてしまったら即損切りだ。
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HAGE(HG)さん(その4)へ続く。
HAGE(HG)さんのコラムは全4回となっています。
⇒HAGE(HG)さん(その1)元手50万円から10億円!
⇒HAGE(HG)さん(その2)「1時間足重視」のスキャルピング
⇒HAGE(HG)さん(その3)スキャルでの「押し目買い」とは
⇒HAGE(HG)さん(その4)「目線固定」
【プロフィール】
HAGE(HG)さん
専業トレーダー。2011年、整骨院経営のかたわら元手50万円でFXを開始。スキャルピングでコツコツ利益を積み重ね、2022年には利益4.8億円と大ブレイク。2023年1月までの生涯収支は10億円を超える。2021年にはFXの利益で自宅を建築する。2023年3月4日開催の「FXコレクティブ@渋谷」では講師として登壇予定。