【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】蜂屋すばるさん(その4)相場攻略より自分攻略
ガチンコFXの人気コンテンツ【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】が羊飼いに移植!
毎週金曜日にお届けします!!
今週は、蜂屋すばるさんについて最終回です。
⇒蜂屋すばるさん(その1)25歳の専業トレーダー
⇒蜂屋すばるさん(その2)凡人向けのシンプル手法
⇒蜂屋すばるさん(その3)チャネルの信頼性を見極める
⇒蜂屋すばるさん(その4)相場攻略より自分攻略
■20通貨ペアを監視してチャンスを増やす
平行チャネル手法を武器とする専業トレーダーの蜂屋すばるさん。4時間足をメインとするスウィングトレードだから、1日に何度もチャンスが訪れるわけではない。
「頂点や大底と思われるレートに指値を入れて待つスタイルなので1通貨ペアだけだと半年、1年とチャンスがこないこともあります。しかし、それだと専業トレーダーとして食べていけない。より多くのチャンスを得るため、私の場合は20通貨ペアにラインを引いて監視しています」
■口座全体のレバレッジは10倍以下に
蜂屋さんのブログで解説されるのは13通貨ペアだが、実際にはそれ以外の通貨ペアもトレードの対象としている。
「そこで大切なのがリスク管理です。トレンドが変わるとき、各通貨ペアが一斉に動きだし、複数の通貨ペアで同時にチャンスが訪れることがあります。そのため、6通貨ペアで同時にエントリーしても口座全体のレバレッジが絶対に10倍を超えないよう、取引量を調整しています。石橋を叩きながら渡ったほうが、FXは絶対にうまくいきますから」
石橋を叩いて渡る姿勢は取引ツール選びにも現れている。
「発注は操作しやすいスマホで行ないますが、チャート分析は絶対にパソコンです。過去の経験から学んだことでもあるのですが、スマホの小さな画面だと視野が狭くなり、少ない判断材料で決断することにもなり、それだけ負けやすくなるからです」
■チャートを見るほどムダなエントリーが増える
とはいえ、パソコンのモニターをずっと眺めているわけではない。チャートを見るのは1日4回、4時間足の確定するタイミングだけ。1度のチェックに費やす時間は5分程度だという。
「かっこよく見せたり楽をしたいわけではなく、チャートを見れば見るほど負ける、ということを過去の経験で学んだからです。チャートを見ればトレードしたくなるし、ムダなエントリーが多くなる。それを防ぐためのルールのひとつなんです。『相場の攻略』は難しいですが、『自分の攻略』ならば凡人である自分にもできますから」
蜂屋さんの平行チャネル手法なら時間的な負荷は小さく真似しやすい。また、複雑なテクニカル分析も使わないため、初心者への馴染みやすさもある。
「初心者でラインの引き方に迷ったら、きれいにラインが引けたチャートだけを見ればいいと思います。誰もが億トレになれるわけではないし、月300pipsくらいを狙いたい人には最適な手法だと思います」
蜂屋すばるさんのコラムは全4回となっています。
⇒蜂屋すばるさん(その1)25歳の専業トレーダー
⇒蜂屋すばるさん(その2)凡人向けのシンプル手法
⇒蜂屋すばるさん(その3)チャネルの信頼性を見極める
⇒蜂屋すばるさん(その4)相場攻略より自分攻略
【プロフィール】
蜂屋すばるさん
専業トレーダー。20歳でFXを開始し、大学卒業とともに専業トレーダーに。平行チャネルと移動平均線をメインにしたスウィングトレードで月間300pips程度の利幅をめざす。ブログやYouTube、ツイッター、TradingView、FX会社のセミナーなどを通じて積極的に情報を発信する。