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【教えてFX!あの人に突撃取材♪】11月15日(火)■志摩力男氏の現在の為替相場と戦略

カテゴリ:為替相場分析や速報

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その志摩力男さんから、毎週火曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました。※取材は電話にて実施
毎週・火曜日の昼過ぎから夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2016年11月15日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。

■□■11月15日(火)志摩力男氏の現在の為替相場と戦略


現在の為替相場の状況

トランプ次期政権下では、米国の財政政策が大きく変化する。米国のみならず、世界で見た目以上の大きな変化が訪れることになりそうだ。トランプ氏は大幅減税を公言しており、財政支出拡大、及び景気拡大が期待される。必然的に米金利も上昇することになり、米国はデフレ状況からいち早く抜け出すことになるかもしれない。米金利はすでに2.3%まで上昇しており、来年には2.5~3.0%まで上昇する可能性もある。米金利が上昇することで世界中の資金が米国に吸収され、米ドル高はさらに進むだろう。特にメキシコをはじめとした新興国は米国への資金還流によって大きなダメージを受けることになる。現オバマ政権であれば新興国への影響を考慮して対策を練るところだが、トランプ政権では「アメリカ・ファースト」で政策が推し進められることになるだろう。


現在の戦略

次期米大統領がトランプ氏に決まり、ここからのトレードは米ドルロングをどの通貨で取るかが焦点となる。米金利が上昇する限り、米ドル下落というシナリオは考えにくい。メジャー通貨の中では、ゼロ金利の対円で米ドルをロングするというのが理にかなっている。米ドル/円は押し目買い狙いだが、選挙後の数日でマーケットはすでにそれを織り込む動きを見せており、米ドル/円の108円50銭より上はしばらく重いと見ている。中長期的に米ドル/円は110~120円、ユーロ/米ドルはパリティ(1.0000ドル)狙いを想定。また、新興国通貨の中では南アフリカランド/円の下落に注目したい。


<米ドル/円 日足チャート>

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