【FX突撃取材!】9月9日(木曜日)■神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】に外為どっとコムのセミナーでお馴染み神田卓也さんが参加!
神田卓也さんは、外為どっとコム総合研究所の取締役調査部長上席研究員。外為どっとコム総合研究所のレポートや、動画、ツイッターで有益な為替情報を配信されています。
その神田卓也さんから、毎週木曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました!!
毎週・木曜日の午後から夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので、お楽しみに♪
それでは、 2021年9月9日11時時点に神田卓也さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
■□■9月9日(木)■神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
昨日8日(水)の米ドル/円は110.14円から110.44円のレンジで推移。110円台前半で方向感が定まらなかった。ウィリアムズNY連銀総裁のハト派発言や米10年債入札が順調に消化された事から米長期金利が低下する中、ドルの上値は重かった。一方で、欧米株の下落を受けてリスク選好の動きが後退したためドルの下値も堅かった。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
本日9日(木)は市場の関心がECBの金融政策発表に向かっており、欧米市場ではユーロが為替相場の主役になる公算が大きい。そうした中、ドルと円はユーロに対して反対方向に揃って動くと考えられるため、米ドル/円は方向感が出にくい相場展開が続きそうだ。なお、ECBは本日9日(木)の理事会でパンデミック緊急購入プログラム(PEPP)による10~12月期の債券買い入れペースを決定する。市場では、買い入れペースを月額800億ユーロから600億ユーロに減額するとの見方が主流のようだ。もっとも、仮にPEPPを減額してもハト派のラガルドECB総裁は、減額がテーパリングには当たらないと強調する可能性が高いと見る。これらを消化する過程でユーロ/円やユーロ/米ドルは乱高下する公算が大きいものの、米ドル/円への影響は限定的だろう。
<米ドル/円 日足チャート>
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