【FX突撃取材!】2月14日(火曜日)■小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略
FXをしている人ならみんな知っている小林芳彦さん。小林さんはJFXというヒロセ通商の子会社の社長でもあるのですが、毎日リアルタイムにTwitterで公開しているスキャルトレードがスゴイ!!
羊飼いが一番見ているTwitterアカウントかも(Twitterはこちら)!?
その小林芳彦さんから、毎週火曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました!!(※取材は電話にて実施)
毎週・火曜日の午後から夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので、お楽しみに♪
それでは、 2023年2月14日11時すぎに小林芳彦さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
■□■2月14日(火)■小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
日銀の次期総裁が植田氏に決定した。その上で植田氏は、少なくとも当面は金融緩和を継続するというスタンスを明確に表明している。よって、海外勢はあきらめムード。昨日13日(月)に米ドル/円が132.91円まで上昇したのもそれが理由だろう。これで円高方向はなくなった感じだ。しかしその一方で、本日14日(火)夜に発表されるCPIを代表とする米インフレ指標が強い数字であれば、FRBの25bp利上げは継続されるだろう。3月、5月だけではなく、もっと先まで延びるかもしれない。なので、利上げの幅は変わらないと思うが回数が増える可能性はあるのではないだろうか。そうはいっても個人的には、米ドル/円が135円を超えて140円方向に上昇していくというシナリオはどうしてもまだ描けず、単にもみ合いなのではないかという気がしている。そして最終的にはそれが第3四半期なのか第4四半期になるのかはまだわからないが、米景気の鈍化を想定。年内は利下げはないという話になっていたが、経済指標の落ち込みによっては利下げの前倒しも可能性としては充分あるだろう。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週の米ドル/円予想レンジは129.50~133.50円で先週と同じ。今現在、ドル買いかと言われれば、戻してきているので目先はそうと言えるが、トレンドの転換ではないと考えている。植田氏の金融緩和継続スタンス表明で、少なくともYCC(イールドカーブコントロール)の修正から来る円買いは影を潜めた。よって短期的な戦略としては、押し目買いから入る買い回転で考えたい。
<米ドル/円 日足チャート>
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