【FX突撃取材!】6月8日(火曜日)■小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略
FXをしている人ならみんな知っている小林芳彦さん。小林さんはJFXというヒロセ通商の子会社の社長でもあるのですが、毎日リアルタイムにTwitterで公開しているスキャルトレードがスゴイ!!
羊飼いが一番見ているTwitterアカウントかも(Twitterはこちら)!?
その小林芳彦さんから、毎週火曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました!!(※取材は電話にて実施)
毎週・火曜日の午後から夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので、お楽しみに♪
それでは、 2021年6月8日11時すぎに小林芳彦さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
■□■6月8日(火)■小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週4日(金)の米雇用統計発表以降、やはりテーパリングがさほど早くないとの思惑でドルが売られてきている。雇用統計前日、3日(木)の米国のADP全国雇用者数や新規失業保険申請件数で強い数字が出たことで、マーケット参加者が舞い上がってしまい、雇用統計への期待が高まり過ぎた。そのため、結果はそれほど悪い数字ではなかったものの、がっかり感でドルが売られた形だ。ただ、個人的には早期のテーパリングは元々ないと見ているため、さほどがっかりしてドルを売る必要もないと思っている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週の米ドル/円予想レンジは108.30~110.70円。日足チャートをみると90日移動平均線も上がってきており、一目均衡表の雲も下抜けせず、サポートされている印象だ。予想下値はちょうど90日移動平均線の位置する辺りに設定し、予想上値に関しては、一般的に110.35円や110.50円でもいいのだが、ショートの溜まり具合によっては跳ねることも考えられるため110.70円に設定した。今週の動きとしては下を狙いに行くものの、崩し切れずに戻してくるイメージ。ただ、市場のセンチメントが上をやって失敗した感があり、一旦上に抜けかけているユーロ/米ドルを見ても、やはりドル売りの流れだと思い、どうしても下を攻めに行ってしまう。しかしながら108.50円はかなり堅そうだし、割れても108.30円辺りで止まりそうだ。よって引き付けての買い場探しで臨みたい。
<米ドル/円 日足チャート>
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