【FX突撃取材！企画】に外為どっとコムのセミナーでお馴染み神田卓也さんが参加！
神田卓也さんは、外為どっとコム総合研究所の取締役調査部長上席研究員。外為どっとコム総合研究所のレポートや、動画、ツイッターで有益な為替情報を配信されています。
その神田卓也さんから、毎週木曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました！！
毎週・木曜日の午後から夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので、お楽しみに♪
→今週は金曜日に振替

それでは、 2019年6月7日10時時点に神田卓也さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。

■□■6月7日(金)■神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略

■現在の為替相場の傾向や相場観■

昨日6日(木)の米ドル/円は欧州市場で一時108.00円台まで弱含んだが、NY市場中盤に｢米政権が対メキシコ関税発動の先送りを検討｣と報じられると5月31日(金)以来の高値となる108.50円台へと反発。しかし、引け間際にホワイトハウス報道官が｢メキシコ関税計画は変わっていない｣とコメントすると上げ幅を削り、ほぼ横ばいの108.40円前後でクローズした。

■現在の為替相場の戦略やスタンス■

米国の対メキシコ関税発動が来週10日(月)に迫る中、引き続き両国の協議の行方に市場の関心が集まりそうだ。また、本日7日(金)の米5月雇用統計にも市場の注目が集まっている。FRBのブレイナード理事は先週5日(水)のインタビューで｢労働市場の健全性のシグナルとして雇用者数の変化を注視する｣と発言。さらに昨日6日(木)の米ウォール･ストリート･ジャーナル紙は、米連邦準備制度理事会(FRB)が6月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利下げの検討に着手する可能性があると報じた。こうした中、5月雇用統計で雇用者数の伸びが予想以上に鈍れば、利下げ観測を強めつつ、ドルが売られる事になるだろう。今週の米ドル/円の下値を支え続けている107.80円台を下抜ければ下げが加速する可能性もある。米雇用統計の先行指標である米5月ADP民間雇用者数が2.7万人増ときわめて弱かっただけに警戒が必要であろう。なお、米5月非農業部門雇用者数の市場予想は17.5万人増となっており、前月の結果は26.3万人増だった。


<米ドル/円 日足チャート>

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