【FX突撃取材!】5月22日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2023年5月22日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■5月22日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落を振り返ると、円は下落の最上位(-0.91%)に位置する。円は全面安の展開、全ての通貨に対しパフォーマンスで劣り、米ドル/円やクロス円が上昇している。米ドル/円は年初来高値を更新、138.74円の高値をつけている。ナスダックが年初来高値を更新、日経平均株価はバブル崩壊後の高値を更新と市場のリスクセンチメントの改善が続く。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
先週末にかけて、米ドル/円はやや調整色を強めたが、基調は依然強いままだ。市場で円売りの受け皿となっているのは、米ドルというよりどちらかというと欧州通貨で、スイスフラン/円などは42年ぶりの高値更新がすぐそこに迫る。米国では利上げの打ち止めが示唆された一方で、欧州は今後数回の利上げ余地が依然残り、こうした点でも優位性がある。構図は昨年米ドル/円が買われた背景、つまり日欧の金融政策の格差拡大と考えるとわかりやすい。上述のようにリスクセンチメントの改善が続くなかでは、米ドル/円もクロス円も深い押し目は買いだろう。ここからのリスク要因は米国の債務上限問題。こちらもしっかりフォローしたいところだ。今週は米ドル/円で137.00~140.50円、ユーロ/米ドルで1.0700~1.0950ドル、ユーロ/円で147.50~151.00円とみている。
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