【FX突撃取材!】1月6日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2020年1月6日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■1月6日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
年末年始をまたいだ先週の為替市場で米ドル/円は、営業日ベースで4日続落となった。特に先週3日(金)は、東京市場が休場で市場の流動性が細るなか、「米軍、イラクの首都バグダッドでイラン軍の最高司令官2名を空爆で殺害」と報じられ、クロス円の下落が主導するかたちで米ドル/円も下げ幅を拡大、米国時間に週安値107.83円を示現した。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週は、経済指標では、明日7日(火)の米12月ISM非製造業景気指数、10日(金)の米12月雇用統計が重要だが、結果が市場予想から大きくかけ離れない限り為替市場への影響は限定的だろう。軍の最高司令官2名が殺害されたことで、中東地域の米関連施設やホルムズ海峡を航行する船舶を対象にイランが報復を示唆、週末もイラクの米大使館近くにロケット弾が着弾と報復の連鎖になりつつある。イランと米国の軍事力の格差は歴然で、直接的な軍事衝突を予想する金融市場関係者は少ない。ただ金融市場は、原油価格急騰⇒株価急落⇒リスクオフの展開は全く織り込んでいない。センチメントの悪化から、米ドル/円、クロス円共に戻りは限定的となりそうだ。ボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で107.00~109.00円、ユーロ/米ドルで1.1050~1.1250ドル、ユーロ/円で119.00~121.50円を予想している。
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<米ドル/円 日足チャート>
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