【FX突撃取材!】7月29日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2019年7月29日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■7月29日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間を通じてみると、米国の2020年末までの利下げの織り込み回数は、週初の4.12回より週末には3.88回まで低下した。こちらの動きと相関の強い米ドル/円も買い戻し優勢の展開のなか、先週末26日(金)には先週の高値108.83円まで上伸した。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今週は8月1日(水)に日付が変わった日本時間深夜3時にFOMC(連邦公開市場委員会)が終了、その後パウエルFRB議長が記者会見にのぞむ。この会合での利下げの織り込みはすでに100%に到達しており、焦点はその利下げ幅に移る。前回6月のFOMCで利下げに票を投じたのは、セントルイス連銀のブラード総裁のみだった。わずか1カ月程度しか時間が経過していないなかで、通常の2回分の利下げ幅である50bp(0.50%)の利下げに意見集約を導くことは難しいだろう。こうしたなかで、依然市場は50bpの利下げを21.4%織り込んでおり、25bp(0.25%)の利下げとなった場合、過大な織り込みの解消からやや米ドル/円の買い戻しが進行し、109円台を回復する場面もあるかもしれない。ただ金融政策と同時に発表される声明文のなかでは、今後の段階的な利下げが示唆される可能性が高い。緩和局面入りという現状を踏まえるとドルの上昇は限定的、盛夏に向け米ドル/円の109円台は売りだろう。米ドル/円で107.50~109.50円、ユーロ/米ドルで1.1050~1.1250ドル、ユーロ/円で120.00~122.00円を予想している。
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