【FX突撃取材!】5月29日(月曜日)■竹内典弘氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内典弘さんは、西原宏一さんの有料メルマガ『トレード戦略指令』の共同執筆者で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
既に西原宏一さんには、毎週水曜日と金曜日に電話取材させて頂いていますが、週初の戦略も聞きたいっ!と言うことで竹内典弘さんにお願いしました。
>>>竹内典弘さんも参加【西原宏一のトレード戦略指令】の詳細はこちら
それでは、2017年5月29日11時過ぎに竹内典弘さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■5月29日(月)■竹内典弘氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
現在、米ドル/円には強弱両方の材料が出ており、今週は経済指標の数値が方向性を左右することになりそうだ。
まず、依然として機関投資家による外債買いが旺盛であるという点がポジティブな材料となる。財務省が発表した対外及び対内証券売買契約等の状況によると、5月3週の海外の中長期債は、前週比で減少したものの、約8000億円の買い越しとなっている。引き続き米ドル/円の110円付近には、為替ヘッジを必要としないオープン外債を目的としたビットが並ぶことが予想され、底堅い動きになるだろう。
一方、FF金利先物における利上げに対する織り込み度合いが急激に低下していることが、米ドル/円上昇の足かせとなっている。米ドル/円が上昇するには、2018年末までの織り込みの大幅な回復が必須と言える。
こうした状況の中、今週金曜日に発表される米雇用統計の発表に注目が集まる。4月の失業率は4.4%という低水準まで改善しており、平均時給の回復に期待したい。
ユーロに関しては、仏大統領選以降の上昇が急だったこともあり、一旦上昇に陰りが見え始めている。今週は、30日(火)のドイツの消費者物価指数(速報値)、31日(木)のユーロ圏の消費者物価指数(速報値)の数値が、ECBの出口戦略を占ううえで重要となりそうだ。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
一週間のボラティリティから換算する今週のレンジは、米ドル/円で110.00~112.50円、ユーロ/米ドルで1.1050~1.1300ドル、ユーロ/円で123.50~126.50円を予想している。
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<米ドル/円 日足チャート>
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