【FXライター高城のFXで稼ぐ方法は勝者に訊け!】西原宏一さん(その1)バイ・ザ・ファクトの豪ドル買い
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今週から、西原宏一さんについてのコラムが始まります。
⇒西原宏一さん(その1)バイ・ザ・ファクトの豪ドル買い
⇒西原宏一さん(その2)月足の「半値」と豪ドル
⇒西原宏一さん(その3)相場反転の有望シグナル
⇒西原宏一さん(その4)「チャートありき」の相場観
■YouTube進出の思惑は
「時代は今、動画へと向かっているのを肌で感じます。これからはYouTubeなど動画での発信が欠かせない。メルマガなどテキストでの発信だけでなく、タイムリーな動画を配信できるよう、動画編集ソフトを勉強しているところです」
そう話すのはシティバンクでチーフディーラーを務めた西原宏一さんだ。大橋ひろこさんとの対談や志摩力男さんやバカラ村さんとの座談会など、最近では西原宏一さん関連の動画を目にする機会が増えている。その背景にはYouTube進出への思惑があったのだ。
西原さん自身のチャンネル開設も視野に入れているという。
■テレワークで急増した日本のFX取引高
「コロナで時代が大きく変わるだろうだろうという予感もあります。外出自粛となった3月以降、テレワークが進み、仕事の合間にFXを取引する人も増えました」
日本のFX取引高を見ても今年3月以降、急増している。
「これからFXを始めようという人の最初の接点となることも多いのがYouTube。ところが、YouTubeでFX関連の動画を覗いてみると、信頼性のある情報源が多いとは言えない現状があります。YouTube配信を強化しようと思ったのは、FXの最初の一歩を正しく踏み出してほしい、という思いもありました」
FXの主たる情報源は時代とともに変わってきた。「2ちゃんねる」などの掲示板からブログ、メルマガを経てツイッターへ。そして今、台頭してきたのがYouTubeだ。
■RBAのQE発表と「バイ・ザ・ファクト」
「僕がメルマガを始めた当時、『メルマガなんて流行らない』と言われていました。そんな中で実績を積み重ねながら読者を増やし、FXメルマガ全体の信頼性を高めてきた自負があります。次はYouTubeでも同じことができればいいですね」
コピートレードに利用する人も多い西原さんのメルマガ。最近ではコロナショック後の豪ドル高トレンドを見事に的中させていた。
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このとき、エントリーの根拠となったのはRBA(オーストラリア準備銀行)によるQE(金融緩和)の発表だった。通貨安の要因だが、事前にQE発表が予想されていたために売り込まれていたことから、実際に発表されれば「材料出尽くし」で買い戻しが進むことを予想しての買い=「バイ・ザ・ファクト」(事実買い)だ。
信頼性のある情報源としてのFX系YouTuberを狙う西原さんだが、代名詞とも言える「バイ・ザ・ファクト」の買いのほか、さまざまな分析手法を持っている。その一端を聞いていこう。
西原宏一さん(その2)へ続く。
西原宏一さんのコラムは全4回となっています。
⇒西原宏一さん(その1)バイ・ザ・ファクトの豪ドル買い
⇒西原宏一さん(その2)月足の「半値」と豪ドル
⇒西原宏一さん(その3)相場反転の有望シグナル
⇒西原宏一さん(その4)「チャートありき」の相場観
【プロフィール】
西原宏一さん
CKキャピタル代表取締役。青山学院大学卒業後、アメリカン・エキスプレス銀行を経てシティバンクへ。1996年まで為替部門チーフディーラーを務める。その後、活躍の場を海外へ移し、ドイツ銀行ロンドン支店やシンガポール開発銀行シンガポール本店でプロップディーラーを歴任。現在は自身のトレードのほか、セミナーやメルマガなどを通じて個人投資家への情報発信を行なう。