【FX突撃取材!】11月16日(木曜日)■神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】に外為どっとコムのセミナーでお馴染み神田卓也さんが参加!
神田卓也さんは、外為どっとコム総合研究所の取締役調査部長上席研究員。外為どっとコム総合研究所のレポートや、動画、X(旧Twitter)で有益な為替情報を配信されています。
その神田卓也さんから、毎週木曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました!!
毎週・木曜日の午後から夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので、お楽しみに♪
それでは、 2023年11月16日10時時点に神田卓也さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
■□■11月16日(木)■神田卓也氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
昨日15日(水)発表された米10月小売売上高では、GDPの算出に用いられるコア売上高(自動車・ガソリン・建材・飲食を除く)が前月比+0.2%と堅調だった。これを受けて米経済の7割を占める個人消費に衰えは見られないとの見方が広がり、米長期金利が上昇すると米ドル/円は151.42円前後まで上伸。前日のCPIによる下落を4分の3ほど埋めて反発した。CPIと小売売上高のデータを踏まえ、米経済は急激な失速(ハードランディング)を回避できるとの見方が改めて広がっている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
FRBは利下げを急がないとの見方も再浮上しており、市場環境は低金利の円が売られやすい地合いに戻りそうだ。米ドル/円は、昨年と今年の高値が並ぶ151.90円台とオプションの行使価格が設定されている152.00円付近が強い上値抵抗として意識されている。これらを上抜けて152円台への続伸を試すとすれば、日本政府・日銀による円買い介入への警戒感が多少なりとも薄れる上に、オプションが行使期限を迎えるNY市場になりそうだ。
<米ドル/円 日足チャート>
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