【FX突撃取材!】11月10日(火曜日)■小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略
FXをしている人ならみんな知っている小林芳彦さん。小林さんはJFXというヒロセ通商の子会社の社長でもあるのですが、毎日リアルタイムにTwitterで公開しているスキャルトレードがスゴイ!!
羊飼いが一番見ているTwitterアカウントかも(Twitterはこちら)!?
その小林芳彦さんから、毎週火曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました!!(※取材は電話にて実施)
毎週・火曜日の午後から夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので、お楽しみに♪
それでは、 2020年11月10日11時すぎに小林芳彦さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
■□■11月10日(火)■小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
昨日9日(月)、TV番組出演の際、今週の米ドル/円予想レンジを102.25~104.30円と言ったが、その日のうちに105.60円までショートカバーで爆上げされてしまった。材料的にはファイザー製薬の株の爆上げで下降三角形の底辺である104.00円がポイントだった。ここが割れて下攻めしたものの、反発して104.00円を超えてきたため、チャート的にはショートを一旦手仕舞わなければならない104.50円手前、105.00円手前、105.50円手前で、それぞれ戻り売りして捕まり、損切りをして上がったという流れだ。105円のミドル超えまで上げられてしまうと103.00円を狙いに行くというのはもう難しいため、今週は落ち着きどころを探す展開となりそうだ。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
週末に想定し、昨日9日(月)にTV番組で述べた米ドル/円予想レンジは、上限を軽く飛ばされてしまったため、今週の米ドル/円予想レンジを103.00~106.00円で仕切り直したい。このレンジ内で揉み合いを予想。中でもコアレンジを104.00~105.50円とし、下は104.00円を割らないか、上は106円を超えないかを再確認する週となりそうだ。バイデン氏の米大統領就任でドル売りという流れも、もう終わってしまったようだ。怖いのは、ファイザー製薬のワクチンがコロナに対し、90%の有効性としているものの、まだ治験段階のため、梯子を外される可能性もあることだ。株がここまで買い上がっているため、ネガティブな報道が出れば混乱するだろう。また今回の為替の上昇は昨日9日(月)の株高と損切りによってもたらされたものであるため、次に株のマーケットが崩れた場合、当然のことながら米ドル/円も崩されるため、現在の為替マーケットの騰落は、外部要因が大きい。為替単体の動きではないため、あまり大きくポジションを傾けないほうが賢明だろう。また、最後の最後にトランプ米大統領がどういう展開を見せるのかにも、注視しておきたい。
<米ドル/円 日足チャート>
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