【FX突撃取材!】11月24日(水曜日)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
【FX突撃取材!企画】にトレイダーズ証券の為替ディーラー井口喜雄さんが参加!
井口喜雄さんは認定テクニカルアナリストで、1998年から金融機関でディーリング業務を行い、2009年からはトレイダーズ証券で同業務に従事。ファンダメンタルズとテクニカルの両方面での為替分析に精通しており、セミナーやマネー誌にも多数登場されています。
井口喜雄さんへの取材は、毎週・水曜日の昼過ぎに行い、当ブログでアップします。
お楽しみに♪
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それでは、2021年11月24日14時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■11月24日(水)■井口喜雄氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
バイデン米大統領がパウエルFRB議長の再任とブレイナード理事のFRB副議長昇格を発表、両者は共にハト派ではあるものの、バイデン米大統領の意向を汲んで「インフレが最優先」とタカ派スタンスを表明した。これを受けて米10年債は一時1.6%後半まで上昇するなど、米ドル/円は115.20円付近、ユーロ/米ドルは1.1230ドル付近までドル高が進んでいる。また、インフレを最優先とするなか、明日25日(木)午前0時に注目の米インフレ指標PCEデフレーターの発表を控える。今月発表された米消費者物価指数(CPI)が市場予想を大幅に上回り、ドル高が始まっただけにPCEデフレーターでも予想を上回る結果となれば、早期利上げ観測が更に強まるだろう。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
米早期利上げが意識される中、引き続きドル高を意識しながらとなる。明日25日(木)午前0時発表のPCEデフレーターは上下に振らされる可能性の高い経済指標だが、米国のテーパリング→早期利上げシナリオはいまのところ崩れる気配はなく、市場予想を下回り、ドルが売られたとしてもよほど悪い数字でない限り、買い場探しと考えたい。合わせる通貨は、リスクオフに振らされる円より、欧州のコロナ感染拡大が抑えられないユーロのほうが合理的に思える。ユーロ/米ドルショートを保有しているのであればホールドしておきたい。ただ、短期であれば下げ足が早いので低いレベルでのショートは慎重に戻りを待ってからにしたい。また、明日25日(木)は米感謝祭、明後日26日(金)はブラックフライデーと週末に向けて、ポジション調整のフローが入ってくる可能性もあり、こちらも意識しておきたいポイントだ。
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