FXをしている人ならみんな知っている小林芳彦さん。小林さんはJFXというヒロセ通商の子会社の社長でもあるのですが、毎日リアルタイムにTwitterで公開しているスキャルトレードがスゴイ！！
羊飼いが一番見ているTwitterアカウントかも(Twitterはこちら)!?
その小林芳彦さんから、毎週火曜日に最新の相場観と戦略を聞ける事になりました！！(※取材は電話にて実施)
毎週・火曜日の午後から夕方までの間に羊飼いのFXブログでアップしますので、お楽しみに♪

それでは、 2016年6月21日11時過ぎに小林芳彦さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。

■□■6月21日(火)■小林芳彦氏の現在の相場観とFXトレード戦略


■現在の相場観■

今週の注目は当然のごとく23日(木)EU離脱を問う英国の国民投票だが、先日のジョー・コックス議員の殺害を機に現在は残留派が多くなっている。世論調査などでは残留派がやや強めながらほぼ五分五分と報じられているが、マーケット内では最終的に残留の方向になると見ている。また、現状に不満の多い、いわゆる低所得層などが、現状を変えれば良くなるのではという短絡的な視点で離脱に希望を抱きつつ投票しているものの、実際に離脱すればGDPは下がり、より職もなくなるなどデメリットの方が多くなる。また実際、離脱に投票している人でも街の「賭け屋」などでは、残留側に8割くらいの人が賭けているのが現状。
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■現在のFXトレード戦略■

リスクオフが巻き戻される影響で全通貨上にいくと見ていたが、予想していたよりも3円台への突っ込みが早かった。おそらく23日(木)の英国の国民投票で残留に決まった後には、米ドル/円は106円の上くらいまでは戻すのではないかとみている(110円は遠い)。また午前11時頃、麻生財務大臣の「安易に介入はしない」発言でストンと落ちたが介入は「しない」というより「出来ない」状況。103円のミドルが割れたらストップがあるため、ストップがついたら利食いたい。つまり、本日のみのストラテジーでいえば、104円10銭付近で売って103円40銭付近で買い戻し。木曜までは短期で回すトレードに徹し、イベントリスクを避ける方向で臨みたい。

<米ドル/円 日足チャート>

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