【1】□■週の金融市場の終値と為替相場の動向及び傾向(7月10日クローズ時点)■□

【週末＝7月10日(金曜日)の金融市場の終値】

■前営業日=7月10日

・NYダウ工業株30種→17760.41 +211.79
・ナスダック→4997.696 +75.299
・英FTSE100→6673.38 +91.75
・独DAX→11315.63 +319.22
・日経平均→19779.83 -75.67
・TOPIX→1583.55 +3.66
・金→1157.7 -1.3
・原油→52.74 -0.04

・ドル/円→122.78↑
・ユーロ/ドル→1.1149↑
・ポンド/ドル→1.5521↑
・ドル/スイス→0.9388↓

・ユーロ/円→136.87↑
・ポンド/円→190.55↑
・スイス/円→130.65↑

・カナダ/円→96.75↑
・豪ドル/円→91.36↑
・NZドル/円→82.38↑

・ユーロ/ポンド→0.7182→
・ユーロ/スイス→1.0468→
・ポンド/スイス→1.4574→

・豪ドル/ドル→0.7442→
・豪ドル/NZドル→1.1086↑
・ユーロ/豪ドル→1.4977↑
・豪ドル/スイス→0.6986↓
※↓↑→は前営業日と比べての方向


【週末＝7月10日(金曜日)の為替相場の動向及び傾向】

★ドル円は、大幅続伸。
ギリシャ支援合意への期待や中国の株式市場の反発、リスク回避の流れの巻き戻し、米国の長期金利の上昇、米国の株式市場や日経平均先物の大幅上昇などの影響を受けて、ドル買い・円売りの流れが加速。ジリジリと上値を試して大きく上昇して、高値圏のまま引けた。

★ユーロドルは、反発して大幅に上昇。
ギリシャ支援合意への期待や中国の株式市場の反発、リスク回避の流れの巻き戻し、欧州の株式市場の続騰などの影響を受けて、ユーロの買い戻しが加速。米国の長期金利の上昇などによるドル買いで戻される場面もあったが、前日の終値に比べて大きく上昇したまま引けた。


★ついでに、主要各国の政策金利も確認してみましょう。

【2】□■主要各国の政策金利一覧と今後の見通し(7月10日クローズ時点)■□

今週(7/6～)に→オーストラリアと英国の金融政策発表や米国の議事録公表が行われた
来週(7/13～)に→日本と欧州、カナダの金融政策発表が予定(議事録公表の予定はなし)
→→→【2015年★主要各国、金融政策・発表スケジュール】はこちら

◆日本→マネタリーベース
↑前回6月19日は、据え置きで、量的緩和策も維持。金融政策の現状維持を8対1で決定
→議事録は5月22日分を6月24日に公表済み
→議事録は6月19日分を7月21日に公表予定
＆次回は、7月15日
◆米国→0.00～0.25％
↑前回6月17日は、据え置きで、イエレンFRB議長は「利上げの条件はまだ満たされていない」「進展を示す更なる決定的な証拠を待っている」「FOMCは今年のインフレはかなり低いと予想」などと言及
→議事録は7月8日に公表済み
＆次回は、7月29日
◆ユーロ圏→0.05％
↑前回6月3日は、据え置きで、量的緩和策も維持。ドラギECB総裁は「インフレは今年初めに底入れし、今後上昇し始めるだろう」「現時点ではＱＥを拡大する必要はないとみている」などと言及
＆次回は、7月16日
◆英国→0.50％
↑前回7月9日は、据え置きで、資産購入枠も維持
→議事録は7月22日に公表予定
＆次回は、8月6日
◆スイス→マイナス0.75％
↑前回6月18日は、据え置きで、声明では「スイスフランは明らかに過大評価されている」などと言及
＆次回は、9月17日
◆カナダ→0.75％
↑前回5月27日は、据え置きで、声明では「物価上昇の見通しを脅かすリスクに大きな変化はない」などと言及
＆次回は、7月15日
◆オーストラリア→2.00％
↑前回7月7日は、据え置きで、声明では「一段の豪ドル安の可能性と必要性がありそうだ」「金融政策は緩和的である必要」などと言及
→議事録は7月21日に公表予定
＆次回は、8月4日
◆ニュージーランド→3.25％
↑前回6月11日は、サプライズで0.25％の利下げで、声明で追加利下げやNZドル高に言及
＆次回は、7月23日
◆南アフリカ→5.75％
↑前回5月21日は、据え置き
＆次回は、7月23日

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