【FX突撃取材!】10月15日(水曜日)■西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略
羊飼いも購読している有料メルマガ『トレード戦略指令』でお馴染み西原宏一さん!
その西原宏一さんに最新の相場観を聞いちゃおー!という企画です。
※毎週水曜日に羊飼いのFXブログでアップしますので(※許可済み)、お楽しみに♪
それでは、2025年10月15日10時過ぎに西原宏一さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。
■□■10月15日(水)■西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
FT(フィナンシャルタイムズ)が昨日14日(火)に報じている下記の記事がマーケットで話題になっている。
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米財務長官はFTに対し、中国の輸出規制は「自国経済の弱さの表れ」だと語った。
さらに、北京がレアアースや重要鉱物に対して広範な輸出規制を課し、世界のサプライチェーンに打撃を与えたことについて、中国が世界経済を傷つけようとしていると非難した。
そして、米国のドナルド・トランプ大統領が韓国で中国の習近平国家主席と会談する見通しの3週間前に中国が規制を導入したことは、中国経済が抱える問題の反映だと述べた。
「これは彼らの経済がいかに弱いかの兆候であり、彼らは皆を巻き添えにして没落させようとしている」と米財務長官は一昨日13日(月)に語り、中国を強く批判した。
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今回の件は、中国が独占状態にあるレアアースが、米経済を破滅させうるカードになり得るのではないか、という認識をマーケットに再確認させた出来事だった。
総じてドルは底堅く推移している。
一方、米ドル/円は151.00~153.00円のレンジに落ち込んでいる。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
先週のマーケットは、高市総裁の誕生を材料視し、ヘッジファンドは一気に米ドル/円と日経平均を買い煽った。彼らのターゲットはレートではなく、利益確定する日をあらかじめ決めていた。
利益確定する日は先週の10日(金)だった。この日は日経平均のミニSQであることに加え、日本の三連休を控えている。
結果、今回のSQは48,779円と"幻のSQ値"となり、ヘッジファンドはこの幻のSQ値で利益確定。
米ドル/円も10日(金)に153.27円付近の高値をつけ、彼らの利益確定により反落。
結果、今週の欧州通貨はドルが底堅い展開となっているが、米ドル/円と日経平均はひと相場終わっており、調整に入っている。
米ドル/円の注目は日本の政局。日本の政局は不透明感が増している。
臨時国会(来週召集見込み)の首相指名選挙を巡り、立憲民主党・日本維新の会・国民民主党の3党は本日15日(水)に党首会談を実施する見通し。
立憲が目指す【野党候補の一本化】に向け、安全保障政策で歩み寄れるかが焦点。
政局は混沌としているが、総裁が高市氏になることが確実になってくると、再び株高・円安の展開に戻ると想定している。
ユーロ/米ドルは戻り売り。
先週のミニSQの日にひと相場終わっている米ドル/円と日経平均は、政局の行方を横目に買い場探しをしたい。
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<米ドル/円 日足チャート>
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