【FX突撃取材!】5月23日(月曜日)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
竹内のりひろさんは、元外銀チーフディーラーとして、20年間相場に携わってきた経験を生かした独自の相場展望を持ち、欧州事情にも精通しています。
有料メルマガ&掲示板【SmartLogicFX】も好評で、最近頻繁に金融系のメディアに出演されています。
そんな竹内のりひろさんに週初の戦略も聞きたいっ!と言うことでお願いしました。
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それでは、2022年5月23日8時時点に竹内のりひろさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。
■□■5月23日(月)■竹内のりひろ氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
先週1週間の主要通貨の対ドルでの騰落は、全ての通貨が上昇に転じており、ドルが全面安となっている。週間での円の上昇率は+1.11%だが、2週続けて米ドル/円は下落しており、5月上旬までの円売りの流れは完全に失速している。ダウは先週まで8週連続の下落、これは1932年以来のことで、米株からの資金流失が続く。リスクセンチメントの悪化から、安産資産である米国債が買われ金利は低下、ドルの魅力を押し下げている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
米ドル/円が2週連続で陰線となったことで、多くのテクニカル指標では一旦の天井形成を示唆している。今週は、26日(木)の日本時間午前3時にFOMC議事要旨が公開される。前回会合後のパウエルFRB議長の会見では、「75bp(0.75%)の利上げは検討外」としていた。イベントレスで通過する可能性が高い。さらに、この先の6月、7月、9月の3回のFOMCでは50bp(0.50%)の利上げをほぼ織り込んでおり、一段の利上げの織り込み加速は想定しづらい。引き続き、米ドル/円は126~131円程度のレンジから、もみ合いに入ったと解釈すべきで、上値は重く戻り売り継続だろう。ボラティリティからの予想レンジは、米ドル/円で125.80~129.30円、ユーロ/米ドルで1.0400~1.0650ドル、ユーロ/円で132.50~136.50円とみている。
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<米ドル/円 日足チャート>
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<ユーロ/米ドル 日足チャート>
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